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  • 増補版 芝百年 暖簾の物語
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  • 増補版 芝百年 暖簾の物語
    [単行本(ソフトカバー)]

    芝百年会 (著)

    サンプルを立ち読み 発行日: 2024/11/26
    頁数: 382ページ
    ISBN-13: 978-4864503766
    非売品


    内容紹介

    初版より34頁増えた増補版。紙本は非売品ですが、Kindle本は発売中です。

    江戸の端唄に「芝で生まれて神田で育ち 今じゃ火消の纏(まとい)持ち」という文句があります。火消しの纏持ちは勇み肌の伊達男の象徴であり、義理に厚くて情けに弱い江戸っ子の代表的な姿です。そんな粋な男衆を生んだ風土がここ「芝」にあったと言えます。
    ご存知の様に「芝地区」には徳川将軍家の菩提寺増上寺がある事で周囲には多くの末寺と、菩提寺を守る意味もあり徳川譜代の大名家の上屋敷が集中しておりました、さらにそこに天下一の街道である東海道が通ることで商いが栄え商人町が建ち並ぶといった、寺社・武家・商人が混在して立ち並ぶ江戸市中でも珍しい地域であったと聞き及びます。
    そんな背景の中、この「芝」の地で古くは江戸の元禄時代から大正時代の初期までの間に産声を上げた創業百年以上の伝統を有する様々な業種の古い暖簾の商家が集まり、平成二十八年(2016)に「芝百年会」なる会を結成させて頂きました。芝で生まれ芝で育った「芝っ子」が親から子へ、子から孫へと家業を守り育て、代を重ねて今日に至り現在二十八軒がその名を連ねる会となりました。
    この度は「芝の地」と「芝で生き続ける暖簾」を芝で生まれ育った私共の体験や思い出を通してご紹介させて頂く事で、これまでお伝えしきれていなかった一歩踏み込んだ芝の魅力を皆様にお届けしたいと願い、この「芝百年 暖簾の物語」を出版させて頂く事となりました。

    (はじめに より抜粋)


    著者について

    芝百年会

    2016年、新しいIT 時代の社会の維新を見据えて、22店の老舗が集い、芝地区の地域経済活性化への貢献や老舗文化の発信、老舗の相互交流と老舗学の研究を深めるために、芝地区の老舗の会を「芝百年会」Shiba Centennial Societyと命名し創設。
    現在は28店まで広がり、定期的に「老舗とまち歩き」と「旦那・女将のとっておきの話」の公開講座など、芝のまちと老舗の魅力を発信している。


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