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私の生きた八十八年 回想録
[単行本(ソフトカバー)]松井 修 (著)
発行日: 2011/11/20
頁数: 102ページ
ISBN-13: 978-4864500104
定価: 非売品
内容紹介
長女が父の遺稿をまとめたもの。
「大正10年6月1日生まれ。子供の頃はかなりのワンパクであったようだ。
幼少の頃、今の原宿に住み、その後逗子の別荘で暮らしていたこともあった。
青年時代は東京に学校が有った関係で、どうやら転勤族の両親と離れて、親戚などの所にやっかいになっていたらしい。
自然をほどなく愛し、若い頃から釣り、登山に親しみ、チャボを飼ったり、後には卵を孵化させたりしていた事もあった。
父はわたしの幼かった頃、写真はみな家の押入れで現像していたのを憶えている。
考えてみれば、かなりの多趣味であった。
年をとってからは、自然体でいるのが一番であるとよく言っていたのを思い出す。
家にいる時はいつも、庭で何かをしていたイメージが強い。
本人は、照れているかもしれないが、感謝の気持ちを込めて、このような形にさせていただきました。
お父さん、ありがとう。」
(本書、最終ページより)