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ぼくがアンモナイトだった頃 |
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若き四角形の悩み
[単行本(ソフトカバー)]青木ガリレオ&出泉アン (著), 溝上なおこ (画)
発行日: 2015/6/15
頁数: 36ページ
ISBN-13: 978-4434203794
定価: 1,600円+税
内容紹介
争いの絶えない国に住む若い四角形。彼は平和を求め幻の国、『円の国』を目指して旅に出るが、やがて革命軍で指揮をとるようになる。彼は果たして理想の国を作ることができたのか?
平和を求めているのに闘いをやめることが出来ない……これはまさに、現代社会の話だ。著者は「なぜ人は互いを認め合うことができないのか、なぜ殺し合うのだ」という切実な想いをこの作品に込めた。ラストはハッピーエンドではない。だからこそ読者に考えてほしいのだ。自分ならどうするだろうか、と。画と装幀は青木作品にはなくてはならない溝上なおこ。切なく重い物語に、知的で優しい色使いが華やかさを添えている。
著者について
1961年、北海道北見市に生まれる。熊本大学文学部卒。
大学院、農業を経て、現在会社員。
著書に、童話として『ぼくがアンモナイトだった頃』(青山ライフ出版)、『つなみ』(同)、絵本として『風太の菜畑』(同)、『うんにゃ』(同)『ふたたびのブルー』(同)がある。