ジャンル>自分史、歴史
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わが先祖の囲碁伝授物語
[電子書籍]片山 力 (著)
発行日: 2013/12/25
頁数:214ページ
ISBN-13: 978-4864501200
定価: 1,000円(税込・電子書籍)
内容紹介
私は岡山県東部の片田舎に生まれ育ったが、私の家は曽祖父の代まで神職を続けて私で18代になる。しかし、私の代で兄が死去の後は、片山家はその土地を離れてしまい、甥の世代で片山家自体が消滅する可能性が高くなった。家系を古くから維持している宗教、芸能、職業などは継続可能であるが、一般庶民であれば社会的には価値がなく難しい。しかし約500年間継続してきたのだから何らかの証拠を残したい、と思い整理した書物である。
私は囲碁が唯一の趣味である。江戸時代の囲碁は幕府より保護されて、高い技術レベルであり、囲碁の歴史を振り返ってみたいと思っていた。囲碁は本因坊家に代表されるように僧、神官では嗜む者が多く、わが先祖も楽しんだその可能性がある。片山家初代の伊賀守行重が秀吉と同時代であるから、各本因坊家と恰好の組合せで、片山家各代が囲碁指南をうける形で囲碁の技術と歴史を纏める構想が浮かんだ。(著者より)
著者について
片山 力
昭和11 年、 岡山県に生れる。 東北大学工学部卒業後、新日本製鐵に勤務。昭和40 年、真智子と結婚、姫路、北九州と東京に住むが埼玉県に永住。その後、日鉄技術情報センターに転籍、退職。真智子、平成20年7月永眠。毎日インターネット囲碁で楽しむ。