ジャンル>絵本
著者のその他の作品
![]() |
ぼくがアンモナイトだった頃 |
---|---|
![]() |
大人の童話集 つなみ |
![]() |
風太の菜畑 |
-
うんにゃ
[単行本(ハードカバー)]青木ガリレオ&出泉アン (著), 溝上なおこ (イラスト)
発行日: 2013/5/17
頁数: 32ページ
ISBN-13: 978-4434177514
定価: 1,600円+税 - 全国書店にて発売中!
内容紹介
「うんにゃ」は口減らしのため、山に捨てられた子供が大男になって里に戻ってくるところから始まります。
彼は、いつも笑顔で「うんにゃ」という言葉しか話しません。村人はそんな彼をいつしか「うんにゃ」と呼び、山に捨てた子だとは知らず、受け入れるようになりました。
うんにゃは大きな身体で、村人のために田畑を耕し、子供達の遊び相手となり、皆から愛される存在になっていきます。
そんな時、村は戦争に巻き込まれ、男達は兵士として徴収されてしまいます。うんにゃは、村を守るために、軍人たちに立ち向かいます。ただひたすら、「うんにゃ」という強い意志をもって、命を投げ出して村を守ろうとするのです。
銃弾に倒れたうんにゃの腕には、山に捨てた子の印の十字が浮かびあがってきたのです。それを知った村人たちは……。
著者について
青木ガリレオ&出泉アン
1961年、北海道北見市に生まれる。熊本大学文学部卒。
大学院、農業を経て、現在会社員。
著書に、童話として『ぼくがアンモナイトだった頃』(青山ライフ出版)、『つなみ』(同)、絵本として『風太の菜畑』(同)がある。