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テレビマンの夢
[単行本(ソフトカバー)]わかいだ ひさし (著)
発行日: 2017/2/19
頁数: 192ページ
ISBN-13: 978-4864502573
定価: 1,500円+税
内容紹介
八十六の高齢を過ぎたせいか、ぼくはよく夢をみます。
就寝時はむろんのことですが、朝のテレビ囲碁番組や午後の再放送ドラマなどを観ているときも、そればかりか青空に浮かぶ白い雲の流れを眺めていたりしている時でも、夢をみることがままあります。
以前は、夢から覚めるとほとんど夢の内容は忘れていたのですが、二年ほどまえに旧約聖書のヨブ記を読んだせいでしょうか、その後からは、年齢不詳の世部善人(ヨブヨシト)という夢人が折おりに現れるようになり、その夢だけは、眠りから覚めても想いだすことができたので備忘録に書きとめていたら、たいそうな数になっていました。
それでそれらの夢のなかから、ぼく好みの夢を集めたのが本書なのです。(はじめにより)
テレビの黎明期を知る著者が、有名人から夢人まで様々な人々との交流を描いた創作集。教養あふれる表現は一読の価値あり。
著者について
一九三〇年東京市赤坂区青山地区にて生まれ、慶應義塾商工学校に入学するが、戦争のため大分県臼杵町に疎開。戦後、日本大学芸術学部卒業後、一九五五年、大栄多摩川撮影所に入所。
一九五八年、NET(現・テレビ朝日)に入社。
一九六四年、テレビ東京開局時に移籍。一九七八年、制作局長に就任。一九八〇年、同社を退社し、株式会社ワカイダ・プロを設立し、一九九六年に同社精算し、フリーランスとなる。
〔受賞〕テレビ大賞、テレビ記者会奨励賞ほか。
〔著書〕「愛の栞」「おしゃかさま 絵物語」「源氏物語の悲劇」「宇宙をさ迷う紫式部」「闘志燃ゆ」
〔所属団体〕テレビ東京社友。JASURAC会員。日本映画テレビ・プロデューサー協会会員。



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