ジャンル>評論、学術
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[単行本(ソフトカバー)]河野 誠公 (著)
発行日: 2020/5/26
頁数: 240ページ
ISBN-13: 978-4-86450-375-4
定価: 2,500円+税
内容紹介
本書では、宇宙創成期に宇宙膨張に従い、物質基本粒子と各種ボソンが真空である熱平衡状態から離脱し、4 次元宇宙空間に放出され各場を形成する過程を論じ、既知の全ての素粒子と4 つの相互作用を統一的に記述する「素粒子の統一理論」を展開する。この統一理論により、標準理論の抱える未解決問題の多くに対し、一つの解もしくは解釈が与えられることを示す。
本書は2部構成とした。第Ⅰ部では、標準理論が築かれるまでを概観し、抱える未解決問題を1 つ1 つ再確認しておく。先ず、第1, 2章では素粒子の運動方程式を記述する上で不可欠となる相対性原理より導かれるローレンツ変換、時空間のグローバルな対称性より導かれる自由場における運動方程式、及び各相互作用において現れる局所的対称性について復習する。
第3 章では、標準模型の核となる電弱(EW)理論を振り返る。第4, 5 章では、クォーク模型に到る経緯とハドロンの構成を復習し、クォーク閉じ込めの問題とハドロン質量の起源問題を確認する。第6 章では、アインシュタイン重力場の導出までを振り返り、その量子化が困難とされる論拠を確認しておく。第Ⅰ部最後の第7 章では、標準理論の抱える未解決問題を文献などを参考にまとめておく。
第Ⅱ部では、先に執筆した「標準モデルを超える新たな素粒子論」と「新たな宇宙創成」、「新たな量子重力理論と質量素荷」などを元に「素粒子の統一理論」を展開する。
著者について
河野誠公(こうの せいこう)
1955 年 広島県に生まれる
1979 年 東京大学教養学部基礎科学科卒業
1993 年 東京大学(工学)博士
現在 アマチュア研究家
著書 「標準モデルを超える新たな素粒子論」「新たな宇宙創成―宇宙の2大謎を解き明かす―」 「 素粒子の対称性と物理法則- 重力場の量子化と質量素荷の発見 - 」「新たなハドロン物理 - 核子、中間子の質量表現 - 」などがある。