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小林栄三郎
  • 〈西洋理性〉批判
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    ―人間理性が求めるのは 「〈実際的経験的実証性〉に基づく真理」か、「〈実存的実践的実証性〉に基づく意味」か? [単行本(ソフトカバー)]

    小林栄三郎 (著)

    サンプルを立ち読み 発行日: 2021/4/9
    頁数: 424ページ
    ISBN-13: 978-4864504096

    定価:3,850円(本体3,500円+税10%)


    内容紹介

    動物との違いを表す人類の特性は「理性」にある、と明言した最初の人は、古代ギリシアの哲学者アリストテレスであった。これに対して「進化論」のダーウィンは、動物もそれなりの「知能」を具えており、「知能の〈有無〉」という点では、人類と動物の間に違いはない、違うのは「知能の〈進化の度合い〉」である、と言っている。記号を作成し、使用する知能が「言語」という記号体系を作成し、使用する「理性」に進化したとき、人は認知の高度な進化・発展を可能にし、西洋理性固有の「科学・技術的理性」と「形而上学・哲学的理性」を生み出し、意思疎通・合意形成を図る能力であり、古代ギリシアの「ディアレクティケ」以来、真理追及の方法・手段でもある「コミュニケーション的理性」の進化・発達を可能にしたのである。古代ギリシア・ローマ以来、多くの西洋人が自ら認めているように、西洋人は種族的特性として「論争好き」という性質をもっている。「問答・対話・議論・論争・弁証法」は、西洋社会では合意・宥和・一致を得るための伝統的な方法・手段なのである。社会学者ハーバーマスが提言した「コミュニケーション的理性」の概念は「(権力・権威・金権・義理・人情など非合理的な力によってではなく)、合理的に動機づけられた合意」、コミュニケーション的合理性、間主観性などの新しい概念を伴い、新しい「理性論」または「コミュニケーション論」へと導いている。


    著者について

    著者、小林栄三郎は、東京外国語大学ドイツ語科で4年、東京大学大学院修士課程で2年、ドイツ学術交流センター(DAAD)の給費生としてミュンヒェン大学で2年、ドイツ文学とドイツ哲学を学び、慶応義塾大学で講師・助教授・教授として43年、ドイツ語を教え、言語と伝達・言語と認知・言語コミュニケーション論に関する講義を担当し、現在は慶応義塾大学名誉教授を仰せつかっています。
    またこの間に、R・M・リルケ『ドゥイノの悲歌』翻訳・注解・解説(リルケ全集、第4巻、河出書房新社、慶応義塾賞受賞)を始めとして、リルケに関する研究論文、及びドイツ哲学、言語論・言語コミュニケーション論に関する論文を数多く著しています。


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