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―介護施設で陶芸を教える
喜寿(七十七歳)からの出発 =新 骨壺の噺=
[単行本(ソフトカバー)]菊地 広祥 (著), 溝上なおこ (イラスト)
発行日: 2012/5/28
頁数:56ページ
ISBN-13: 978-4864500340
定価: 1,000円+税
内容紹介
いま私は、埼玉県内の二、三の有料介護施設で、生まれて初めて“粘土いじり”をしたという高齢者に、陶芸の素晴らしさを味わってもらう仕事をしている。 今年(平成二十四年)の年賀状にそのことを書いたら、いま私が所属している亜細亜美術交友会の理事長の板越文雄氏から『陶芸をよく高齢者のためにお使いだ……』と励ましの 賀状をお返し頂いた。 そこでそのことを軸に、私の来し方を書き記しておこうと思う。(本文より)
著者について
吉祥陶房:菊地広祥(きくち みつよし)
1935年東京・浅草生まれ、1989年陶芸家森田文雄氏に師事陶芸を始ト」で故池田満寿夫氏の眼にとまり入選。以後、埼玉県展、埼玉陶芸展、伊万里国際陶芸展、一水会陶芸部公募展、彩陶展などに入選・入賞を重ねる。 1994年に埼玉県白岡町に【吉祥陶房】を開窯、陶芸教室も開校。
埼玉県ボランティア団体《生きがい彩の会》で中高年のための骨壺づくりを指導、多くのメディアの注目を集め、ときにはフジテレビのJ チャンネルで30分にわたり放映されたりもする。 現在:(社)亜細亜美術交友会常任委員・審査員、増穂登り窯会員、新日本陶芸協会々長、白岡町美術家協会々長などを勤める。