新刊案内　医学の発展に身を捧げた人々の物語

医学の発展に身を捧げた人々の物語
[単行本（ソフトカバー）]

天木嘉清 (著)

発行日:2017年5月9日
頁数: 134ページ
ISBN-13: 978-4864502658
定価: 1.400円+税

内容紹介

人類はこれまで多くの難病に直面してきたが、その克服に貢献したのは研究者や医師だけではない。治療法発見の陰には多くの無名の人々の献身的な行為があった。それは新しい治療法への参加であり、命をかけた人体実験である。現在では臨床試験と呼ばれているが、どんなに科学が発展しても、これは避けられないことなのだ。 本書では、医学の発展に自らの身を捧げることで貢献した人々に光を当てている。

著者について

１９３８年東京生まれ。
東京慈恵会医科大学卒。
同大学麻酔科学講座主任教授を経て現在東都医療大学客員教授、東京慈恵医科大学客員教授。専門は筋弛緩薬、麻酔薬の研究。
著書に「見て考えて麻酔を学ぶ」（中山書店、2001年）、「筋弛緩薬　基礎からみた臨床への応用」（真興交易医書出版社、2003年）、 「アマゾンからの贈物　矢毒クラーレの旅」（真興交易医書出版社、2010年）「モルフィンと人類の歴史」（青山ライフ出版、2012年）がある。