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それでも星は輝いていた
[単行本(ソフトカバー)]野原 幸盛 (著)
発行日: 2026/8/30
頁数: 102ページ
ISBN-13: 9784864505949
定価: 1320円(本体1200円+税10%)
内容紹介
竜一と春美は、お互いに愛し合う仲で、将来の結婚を約していた。竜一はサラリーマンとして勤めていたが、東京の大学へ進学することになる。彼は東京ではアルバイトの仕事が札幌より多いはずで、自分の力で卒業したいと言う。それに対して、彼女は、金銭的な助力をおしまないので、札幌の大学で勉学をして欲しいと懇願するが、彼は甘える訳にもいかないと東京へ立つ。
竜一と同じ会社の同僚であった由子は、心密かに彼に好意を寄せていた。彼女は、そうと函館まで来て、彼に手作りの食べ物の包み手渡した。そこで初めて、彼は彼女が寄せていた好意を知る。
その後、竜一は過働がたったのか、腎臓炎を患い、移植をしなければ、死に直面するという状況に至っていた。そんな中に、由子が東京に訪ねて来て、彼の病状を知って、自分の腎臓の移植を決意する。手術も無事行われ、竜一は元気をとり戻すが、由子はそっと札幌へ戻り、彼女は病床に伏す身となっていた。二、三年の命という。腎臓移植によることが原因とのことを知った竜一は慟哭する。
竜一が愛する春美と命をかけて彼を救ってくれた由子、彼は結婚を断念する。彼は春美の幸せと由子の命が永らえるよう、全国津々浦々の社寺への祈りの行脚の旅へ出る決心をする。


