ワープロで入力時のトラブルを回避するために
こまめに上書き保存する
自費出版する際、ワープロで原稿を作成する方が多いので、注意点をいくつか挙げます。
ワープロで原稿を書いていて突然これまで書いていた文章が消えてしまい、
またゼロから書き直すはめになったという苦い経験のある方は少なくないと思います。
パソコンは電機製品なので、そうしたトラブルの可能性は常にあります。
意図せず電源スイッチをoffにしてしまったり、コンセントが抜けたりすることもあるでしょうし、
パソコンがフリーズ(固まる)こともあります。
ハードディスクが壊れることもあります。
そんなとき、入力中のデータを保存していなければデータは消えてしまいます。
あるいはデータは消えていなくても、どこにあるのか分からなくなることもあります。
こんなトラブルに見舞われては創作意欲も萎えてしまいます。
これを避ける王道は、とにかくこまめに保存する習慣をつけることです。
一定の分量を書いたら保存、の習慣をつけておけば、トラブルに見舞われても被害は最小限に抑えられます。
ちなみに、上書き保存は、Ctrl+S のショートカットキーを使えばマウスに手を触れる必要もありません。
自分宛のメールに添付する
Wordなどのワープロソフトを使用する場合は、自動保存の機能があるので、この機能は必ずオンにして
5分おきくらいに自動保存されるように設定しておきましょう。
ただ、これでも万全ではありません。
ハードディスクが壊れる可能性もあるからです。
この場合、長年書きためた原稿もすべて消えてしまいます。
ハードディスクは消耗品なので、3年、5年使い続ければ必ず壊れると思っていた方が無難です。
なので大事な原稿はプリントアウトしておくと同時に、データをCDやDVDにも保存しておきましょう。
書きかけの原稿の場合は、1日の作業が終わったら、
自分宛のメールに添付ファイルで送っておけば万が一の場合にも安全です。
あるいは、Dropbox、googleドライブといった
外部のサーバーにデータを保存できるサービスを利用するのもいいでしょう。
以上のように、パソコンは常に壊れる可能性があると考え、対策をとっておくことがトラブル回避の秘訣です。