正式なカタカナ表記を覚える
あいまいな場合は辞書で調べる
日本語のカタカナ表記は、人によっていろいろな書き方をされる場合があります。
よく使われるカタカナは正式な表記を覚えるようにしましょう。
よく使われて、しかも間違えやすいものには次のようなものです。
「エンターテイメント」× 「エンターテインメント」○ →「テイ」ではなく「テイン」です。
「シュミレーション」× 「シミュレーション」○ →「ミュ」が正しいと覚えましょう。
「コミニュケーション」× 「コミュニケーション」○ →「ミュ」が正しいと覚えましょう。
「メリーゴーランド」× 「メリーゴーラウンド」○ →英語で「round」は「ラウンド」とします。
正誤が微妙なものもある
「メーン」○ 「メイン」○
→ 英語では「main」の意味です。
新聞では昔から「メーン」を堅持しています。
それは記者ハンドブックに「メーン」とすると明記されているからです。
ただ話し言葉では「メイン」と言われることが一般的なこともあって、
雑誌などでは「メイン」が使われる方が多いです。
辞書では「メーン」が主で、「メイン」が副とされていますが、語感にフィットするのは後者かもしれません。
「アタッシェケース」○ 「アタッシュケース」△
→話し言葉ではほとんど「アタッシュケース」と言われていますが、
辞書的には「アタッシェケース」が正しいとされています。
ただ「アタッシュケース」の呼び方が広まってしまっているので、許容されるようになっています。