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自費出版の用語と解説
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漢字とかなの使い分け

迷ったときはひらがなにする

日本語表記において、どの語句を漢字にするか、かなにするかは、基本的には作者の自由です。

けれども原則(通常はこのようにする)的なものはあります。

たとえば新聞であれば、新聞社によって「用語の使用法」を定めていますし、雑誌なども同様です。

文字はみんなが読んで理解してもらうためのものですから、文芸作品など文字や語句そのものに特別なこだわりを持つ分野以外は、できるだけ共通の使用法を習得したいものです。


送られてくる原稿を拝見して思うのは漢字が多いということです。これはワープロが普及したことに関連があるようです。

手書き原稿ではひらがなにするような語句も、ワープロではついつい漢字に変換してしまうからです。

漢字が多い文章はかた苦しい感じになるので、迷ったときはひらがなにするくらいの気持ちでよいでしょう。


以下に、ひらがな表記が推奨される例を挙げます。


メリットが無い→メリットがない

やっても良い→やってもよい

そうかも知れない→そうかもしれない

そんな事がある→そんなことがある

そんな時は→そんなときは

私共は→私どもは

しない訳にはいかない→しないわけにはいかない

理由は次の通りである→理由は次のとおりである

問題が有る→問題がある

家に居る→家にいる

其処にいる→そこにいる

その為に→そのために

大きな問題に成る→大きな問題になる

出来る→できる

やって来る→やってくる

して上げる→してあげる

だんだんと成長して行く→だんだんと成長していく

来て頂く→来ていただく

準備して置く→準備しておく

言って仕舞う→言ってしまう

それは議論に過ぎない→それは議論にすぎない




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