エッセイの作り方
自分に制約を課す
いろいろなことを自由に書けるエッセイっていいですよね。読むのも楽しいですが、書くのはもっと楽しいです。しかも、それを本にして出版できたらすごいことです。
ではエッセイはどのように書けばいいのでしょうか。
「さあ、書くぞ」と意気込んで机に向かうと、案外、何も浮かんでこないものです。何を書いてもいいのだから、どんどん筆が進むかと思うと、さにあらず、何を書いたらいいかわからなくなってしまうのです。
不思議なもので、ものを書くときは、制約があった方が書きやすいもの。
だから、自分で制約を課すのです。
たとえばテーマは「ダイエットについて書く」と決めたら、それ以外のものは書かない。そして、物書きにとって必要なのは締め切りです。締め切りがないと、どうしても後回しにしてしまい、月日だけがどんどん過ぎていくもの。
なので、毎月10日までには、必ず一遍書く、というように自分で締め切りをつくるといいです。
そうすれば締め切りが近づくにつれて、何とかしようという気持ちになり、次第に緊張感が高まってきて、そこからアイデアが出てきます。