本づくりの現場4
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第4回無料出版キャンペーンアマゾン販売賞を受賞した『古代神の目覚め』が本になるまでをレポートしました。


キャンペーン当選作品が本になるまで

本づくりの現場は、体験した方でなければ分からないものです。ここでは、当選作品が本になるまでの流れを通して、当社と著者の方が一緒に本を作りあげていく様子をご紹介します 。

「古代神の目覚め」の制作の流れ

1.原稿が送られてくる
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著者の藤田泰彦さんから無料出版キャンペーンの応募作がメールで送られてきました。
この作品は、「古代神の霊威を復活させる活動をしている会に参加した主人公の体験と思索」を小説に描いた作品です。フィクションですが、藤田さんの日頃の思索が色濃く反映されており、淡々とした語り口にさわやかな読後感を覚えます。

 

この原稿を元に編集、DTP(文字組み)の作業をすることになります。

それが次の工程です。

2.DTP作業を開始・初校を出す

image通常、本文のDTPとカバーのデザインはそれぞれ、別に制作しますが、今回はカバーデザインを制作したデザイナーにDTPも担当してもらいました。フォントは13Qで組みました。

本文のフォントや扉、目次など細かいところにデザイナーのセンスが光っています。

 

出来上がった初校をプリントアウトして藤田さんに郵送しました。

3.カバーデザインの制作
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藤田さんはカバーデザインに対する希望や案は特にありませんでした。

イメージの違うデザインを2案、デザイナーに制作してもらい、藤田さんに選んでもらうことにしました。

デザイン案を待つのは、とても楽しい時間です。カバーデザインによって作品のイメージは大きく変ります。

本の制作において、デザインの力を感じることはよくあります。


2案を、藤田さんに送りました。

4.初校・再校確認

image藤田さんはとても熱心に校正を重ねました。

数字の表記についても、わかりやすいようにサンプルのコピーを添付してくれたり、丁寧な校正をされました。

原稿の推敲は、通常組み版に入る前に終わらせますが、初校として組まれた原稿を見ると、色々と手を入れたくなるのも人情です。漢字をひらがなにしたり、「しかし」という表現より「でも」のほうがふさわしいのではないか、ここでこの台詞を言わせるべきかどうか、などなど……自分が描きたいものに一番ぴったりくる言葉を探すのが作家の仕事です。


5.最終校・校了
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カバー案は、黒と白のモダンなデザインに決まりました。

また、最終校2まで校正を重ね、赤ペンの数はかなり少なくなっています。 この修正して校了となり、制作開始から3ヶ月ほどで入稿となりました。

6.ポケット.jpに登録
image入稿と平行して、電子版を制作し、青山ライフ出版が運営している電子書籍販売サイト、ポケット.jpに電子版を登録しました。

7.完成!

image2014年3月27日に、本が出来上がりました!

藤田さんは、何度も校正を繰り返したことに大変恐縮されていましたが、とても丁寧なご対応をしていただき、作業はスムーズに進みました。

素晴らしい作品を本にすることができて、嬉しく思います。

ありがとうございました!

8.アマゾンに登録
image本が納品されたので、インターネット書店のアマゾン「amazon.co.jp」に登録、販売を開始しました。


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