● 社内報をつくろう
社内報とは何なのか
社内報とは社員に向けて会社の方針や新規事業などを案内したり、
社員の交流の場としても利用されています。
一般的には冊子の形で格部署、支店などに配布をします。
最初のページでは社長から社員への言葉がつづられていることもあります。
会社が大きくなると、なかなか企業理念や会社の方向性について、
全体で一致団結することができません。
会社というのは時代に合わせて変化を余儀なくされるものですが、
社員は安定した業績であると必死さが足りないことがあります。
自分の直接の業務とは関係なくても、
新規事業や海外への進出などの取り組みについても紹介します。
また、特定の社員を紹介するページもあり、
顧客との関係の築き方や広報活動についても記載があります。
社内報の情報の蓄積があれば将来社史を製作しようというときにも、
当時の雰囲気を知るものとしてとても役に立ちます。
作業が煩雑で人手がないという場合には外注して、
プロの手により記事や冊子を作ることができます。
社内報を外注する
社内報を外注するにはさまざまな方法があります。
まず社内の人間が取材、写真撮影、文章の執筆などを行い、
印刷やレイアウトデザインだけを外注する方式です。
デザインの良し悪しによって印象が変わりますので、
ある程度デザインについての知識がある社員がいることが望まれます。
またすべての作業を外注していく方法では費用はよりかかりますが、
プロの仕事になるのでより洗練されたデザインになります。
社外の方への広報としても利用するなら、こちらの方がおすすめです。
これらの作業の積み重ねにより、
情報が蓄積されると社史を自費出版する際にも、とても参考になります。
また慣れ親しんだ外注業者に、社史のデザインや編集についても発注することになれば、
意思疎通を図るために新しく人間関係を構築する手間がかからず、
こちらの意図をくんで作業をしてもらえる可能性があります。
また、社外の人が参加することで、社内事情について視野が狭くなることを防げます。
- 社史を作るメリットについて
- 社史が出来上がるまでの流れ
- 最近の社史は読むより見る中心
- 社史編纂組織の人選がもっとも大事!
- 社史の企画に重要な5W3Hを抑えておこう
- 社史にもいろいろタイプがあることを知っておこう
- 社史にぴったりな対談や座談会を行うコツ
- 社史作りにはまず情報集めが重要
- 社史作りに必要な資料集めの方法
- 社員に読まれる社史の作り方
- 社史作りで重要なスケジュール
- コスト削減しつつ魅力ある社史を作る方法
- 社員教育に社史を活用する
- 社会貢献の一環として社史を制作する
- 会社のPRとしての社史
- 社史のクオリティを高めるインタビューの方法
- 会社案内を兼ねた社史で新規顧客の開拓も
- 社史のタイプを見極めてベストな体裁を選ぼう
- 資料価値の高い社史に欠かせない写真素材とは
- ていねいな現場取材で社史のクオリティが向上する
- 社史の編纂で非常に重要な事実確認の作業
- 社史のトレンド
- ベンチャー企業の社史をつくろう
- 過去、未来のために社史をつくる
- 会社愛を育てるために社史をつくる
- 組織の一体感を高めるために社史をつくる
- 企業間の良関係のために社史をつくる
- 資料保存用に社史をつくる
- 営業用に社史をつくる
- 社史の表紙にこだわろう
- 制作会社に社史制作を依頼するメリット
- 社史の3つの呼び名
- 社史の6つの種類
- 社内報をつくろう