● 社史の6つの種類

社史の種類は6パターン 社史の種類には、6つほどの形式パターンが存在します。
自分史の自費出版を夢に見ることもありますが、社史を自費出版というのも可能です。
企業の自分史を出すにあたり、正しい今までの歩みを記録する必要もあります。
さて、社史の形式についてですが、まずあるのは正史でしょう。
意味はその名のとおりで、正しい歴史といった意味合いです。
創業する以前からの話や、その書籍を発刊しようとするまでの全部における年代を、
すべて網羅している内容になります。
その企業の、すべてを知りたい人にはうってつけの本となるでしょう。
すでに数回ほど発刊した企業であれば、略史での発刊をすることができます。
これが2つめのパターンです。
長い歴史の中の、一部分のみをまとめて書き上げます。
しかしほかの部分はしっかりと細かく書いたりと、どこかを略しながら仕上げていきます。
そのため、歴史の全てを残らず取り入れているものとは、少しばかり異なってきます。

社史の種類を知ろう それぞれに特徴のある社史ですが、ほかにもパターンはあります。
企業の歴史を1年単位でおっていくのが、編年史といった編集のケースになります。
4つめは、外史と呼ばれるものです。
わかりやすく言うと、正史の種類とは全くの反対の意味合いを持つ形式となります。
企業の中の当局や、本社が出版するものではありません。
企業の外部の者によって制作されたり、社員のみで制作されたりするケースです。
5つめは、小史です。
その名のとおり、コンパクトな意味合いがあり、部分的なものです。
人物にしても特定の人について、物事も何かあるひとつのイベントのみなど、
ある出来事のみにスポットを当てた歴史をまとめています。
6つめは、稗史です。歴史の様々な内容について、全て事実確認した上での制作ではなく、
事実確認が不可能なものを集結させて、それらを歴史書としてまとめたものです。