● ベンチャー企業の社史をつくろう
ベンチャー企業の社史
日本においても、最近は新しい産業を興そうという機運が高まっていることから、
若いベンチャー企業が増えてきました。
創業当初は創業者や社員も若く意欲にあふれていますので、
社内の一体感もあり、小さい会社ならではのアットホームな雰囲気があるものです。
しかし順調に業績を伸ばして会社の規模が大きくなっていくと、
創業当時の雰囲気は薄れていってしまいます。
入社する社員の質も変わり、安定企業だから入社したという人も増えてきます。
そこで会社の内外の人に会社の歴史について知ってもらうために、
社史を発行することが人気となっています。
記録や証言などはだんだん過去のものになってしまいますので、
創業メンバーが残っているうちに作ることがオススメです。
社史の自費出版を依頼できる会社は多く存在していますが、
その中でもデザインが得意だったり、写真の加工技術に力を入れていたりと、
会社によって特色がありますので、
自分達の企業イメージに合わせて選択することができます。
社史の自費出版とは
ベンチャー企業というのは何か大きな志に支えられて創業されるものです。
年月がたってもその精神というのは受け継いでいく必要があります。
社史では主に会社の歴史について時系列で記載されていきますが、
それだけでは面白くありません。
レイアウトや内容にも凝っている自費出版では、
経営や会社について役員一人ずつのコメントを記載することもできます。
一般社員からは遠い存在だと感じられる役員も、
自分と同じ会社の一員だと実感することで一体感が生まれます。
また、カラーバリエーションを豊富に用意するなど、
手軽に手にとってもらえるデザインにすることもできます。
企業の社史を多数所蔵している図書館では、
新旧さまざまな企業の生い立ちや歩みにふれることができます。
それらは社史を自費出版する際には大いに参考になるだけでなく、
時代背景と自社の歴史がどのようにリンクしてきたかを見直す良い機会となり、
新しい時代への変化に立ち向かう材料となるのです。
- 社史を作るメリットについて
- 社史が出来上がるまでの流れ
- 最近の社史は読むより見る中心
- 社史編纂組織の人選がもっとも大事!
- 社史の企画に重要な5W3Hを抑えておこう
- 社史にもいろいろタイプがあることを知っておこう
- 社史にぴったりな対談や座談会を行うコツ
- 社史作りにはまず情報集めが重要
- 社史作りに必要な資料集めの方法
- 社員に読まれる社史の作り方
- 社史作りで重要なスケジュール
- コスト削減しつつ魅力ある社史を作る方法
- 社員教育に社史を活用する
- 社会貢献の一環として社史を制作する
- 会社のPRとしての社史
- 社史のクオリティを高めるインタビューの方法
- 会社案内を兼ねた社史で新規顧客の開拓も
- 社史のタイプを見極めてベストな体裁を選ぼう
- 資料価値の高い社史に欠かせない写真素材とは
- ていねいな現場取材で社史のクオリティが向上する
- 社史の編纂で非常に重要な事実確認の作業
- 社史のトレンド
- ベンチャー企業の社史をつくろう
- 過去、未来のために社史をつくる
- 会社愛を育てるために社史をつくる
- 組織の一体感を高めるために社史をつくる
- 企業間の良関係のために社史をつくる
- 資料保存用に社史をつくる
- 営業用に社史をつくる
- 社史の表紙にこだわろう
- 制作会社に社史制作を依頼するメリット
- 社史の3つの呼び名
- 社史の6つの種類
- 社内報をつくろう