● 社員に読まれる社史の作り方
社員に読んで貰う為の社史とは
日々、私達はどこかしらの企業に所属して、そして日々働いている日常が続いています。
これは日本の近代史においては比較的多数派の傾向と言えるでしょう。
そして、企業は所属する人材の為に、そして人材は所属する企業の為に、
互いに調和を持って日夜の企業の運営と経営を行っていく必要性があります。
この場合においては、色々なやり方があるでしょう。
社訓などを掲示して、その企業内の互いの認識(コンプライアンス)をスムーズ化し、
例えればこの「コンプライアンス」という言葉だけでも
知らない人材が居るケースもあるからこそ、
互いに教えあい助け合うという姿勢を養う組織性を育てていくという事も大切です。
そして今回の場合には『社史』となります。
社史とは、文字通りの意味でその企業が自身の経歴を記したものであり、
企業の発足から今までの在り方を記したモノになります。
この社史を自社の人材に多く普遍的に読んで貰える様にする為にも、
その内容は分かり易く明瞭に、尚且つ欠点も成功も失敗も細かく記載する事が
時には望まれます。
古い情報提供をされても、社員からしたら日夜新しい純利益をあげる手段を
模索するのが現代社会の是となっている部分もあります。
ですが、ここで重要なのは自社がかつてはどんな成功を納め、
どんな失敗をしたか、その袖振り返る為の情報が要約されたモノを
社員が得られるシステムを成すべきであるという点です。
例えれば社史に「かつて、我が企業はこの特許を取得した」という文面があり、
その特許に連なる利益をあげたか否かの記載をする場合があるとします。
これは飽くまで必ず記載すべきという訳ではありませんが、
その企業の強みがどこにあったのかという点を社員に理解して貰う事、
どんなミスをしてどういう流れになったのか、
そしてどう柱を修正したのかを理解して貰う事が本質にあります。
これは常に変化する社史でもあるので、
場合によっては社史制作に入る人材以外から投稿文が入り、
その投稿文の採用に至る場合もありえます。
これが意味するのは、その人材が自社の歴史を理解したからこその
自社の袖を社員の側から見た提案になる訳です。
これが社員と企業の調和の元となり、お互いの認識を持って繁栄を願う形と
なりえる訳です。
ただし、企業が強硬に過去にミスを反省できずに次に活かせない停滞があった場合には
亀裂となりえるので注意が必要です。
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