● 自費出版も全国に流通できるの?

自費出版の本を全国流通へ 自費出版で本を作ったら、全国流通させたいと希望する人は多いものです。
一般の人が出す本ですから、知名度はありません。
それでも、日本全国の読者たちに自分の本を読んでもらえるというのは、
この上ない喜びでもあります。
全国へ流通というと、イコールで、本屋さんの店頭に流通と思い描くことでしょう。
書店流通には、大きく2つの方法があります。
それが、委託配本流通と注文流通です。
委託配本流通プランというのは、大手取次提供の物流ネットワークを利用します。
これにより日本全国にある大手の書店へと委託配本をしていきます。
書店の店頭に一定数を、発売日に陳列します。
そのため、たくさんの人に、本の存在をアピールできることになります。
まず書籍の見本を、取次会社に納品して、委託依頼を行います。
見本の書籍を参考に、取次会社は配本数を決めて、日本全国へと流通させるのです。
書籍データ登録をするので、最初に見本を用意する必要があります。

自費出版の注文プラン 自費出版を全国流通する方法として、注文プランもあります。
全国にある書店であるとか、図書館やインターネット書店よりの受注のあとに、
書籍を出荷する方法です。
講習会やセミナー、販売ルートを持っている人には、もってこいのプランです。
宣伝に利用するのにも、メリットが多いと言えるでしょう。
自分で書店営業をして、必要分の注文をとることにより、店頭陳列にも無駄が出ません。
そのため、無駄のないスムーズな流通が行えます。
国立国会図書館蔵書にも、登録されることになります。
書店流通について、どういった手段が良いのかなどは、
プロからのアドバイスをもらうことができます。
日本全国から注文が可能というのは、大変魅力的なものです。
インターネットを利用したブックストアなどからも検索や注文が可能です。
中には流通できない条件もありますから、事前に確認をしておくと良いでしょう。
注文方式と委託方式では、用意する本の数も異なります。