● 本の裏にあるバーコードの意味は

本の裏のバーコード ブックストアや図書館などで、書籍の裏表紙を見たときに、
どれもバーコードがついています。
自分が持っている書籍を何気なく裏返してみても、
左上部分に2つのバーコードがあるのを目にします。
これは、書籍識別のためについているコードなのです。
ISBNは、国際標準番号のことです。
日本国内のみの取り扱いではなく、世界中共通のシステムにあたります。
国や出版社、書籍の名前や書籍の価格など、全ての情報はコード化されています。
コード表示することで、それぞれに識別をしているのです。
出版物というのは、こういったISBNにより管理をされています。
ISBN管理の国際団体に日本が加盟したのは1981年ですから、
歴史としてもまだ30年ほどです。
2つのバーコードがありますが、働きとしては2つがセットになっています。
横一列にすると、長すぎることから、2段になっています。
数字とアルファベットのコンビの記号は、
価格と書籍内容の分類記号を表しているのです。

自費出版の本とバーコード 自費出版の場合は、図書コードであるISBNコードを付けることに対しては、
著者による自由となります。
日本において流通させるための条件が、これでクリアされるのはメリットです。
自費出版の書籍を、一般のブックストアにおいてもらうためにも、
ISBN取得は必要になります。
ISBNコード取得は、その書籍を出版した登録情報が公開されることになります。
国際出版社名簿に載りますし、
日本のデータベースにも同時に登録と公開がされることになります。
所定フォーマットで発行書籍情報を電子入校することにより、
書籍検索サイトにも登録されます。
こうなると世界中から、書籍や出版社検索ができるようになります。
自費出版の書籍であっても、さまざまな出版業者、
販売市場関連に知ってもらえるチャンスになります。
そのため、作品をより多くの人に知ってもらうことができる、
未知の可能性を秘めていることになります。
書籍にある数字やバーコードには、実は重要な情報が入っているのです。