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子育ての経験を自費出版してみよう

童話を自費出版する際のポイント

子育て経験を本にして、役立ててほしいと考えている人もいるのではないでしょうか。
他人の子育て経験から子育てのコツを学ぶ人も少なくありません。
ブログなどで子育て経験を書くこともできますが、おすすめは自費出版です。
子育ての自費出版は、自分の経験したことや感じたことを書くため、執筆の面からみても小説や実用書と比較すると書きやすいといった特徴があります。
しかし、ダラダラと思いついたことを綴るだけでは、ありきたりな本となってしまうため注意が必要です。
自費出版では、自分にしかない色を出しましょう。
子育て経験を自費出版するポイントをおさえた上で、執筆することをお勧めします。
ポイントの一つは、他人にはない子育て経験を書くことです。
子育て経験をしている人は数多くいますが、自分だからこそ書くことのできる珍しいエピソードを書きましょう。
特別な経験を持っていないからといって、自費出版できないというわけではありません。
普段の日常生活や普遍的な事柄の中でも、子育ての考え方や意見を明確に打ち出すことができれば、個性の光る本となるはずです。
子育てに関するエピソードを並べるだけや、誰かの子育て経験を引用するだけの作品は、自費出版で何を伝えたいのかがわかりません。

執筆するポイント

執筆するポイント

見せ方の工夫をすることも自費出版のポイントです。
コンセプトを決めることや、子育ての中で得意だと感じるものを絡めてみると良いかもしれません。
例えば、イラストとの組み合わせや、俳句を生かしてトピックのタイトルを5・7・5にするなどです。
見せ方一つで、オリジナルの作品になります。
また、子育てをしている人なら誰でも一度は悩むことについて書くのも一つの方法です。
早く卒乳してほしい、絵本の読み聞かせ方法、お箸の上手な持ち方など、親が悩みやすい子育てについて書いてみてはいかがでしょうか。
例えば、卒乳についての書き方は、卒乳を促しても大丈夫だと判断するポイントについて書きます。
卒乳のタイミングは、ネットや他の本にも書かれていることですが、子供それぞれ状況が異なるためタイミングも違います。
経験を元に書かれた内容は、読者の共感を得られ、授乳がなくても大丈夫だと判断した理由は参考になるものです。
卒乳を促し始めた頃の食事の状況や、促すためのステップ、断乳と卒乳の違いなどについて感じたことを書いてみてはいかがでしょうか。


子育てに不可欠なことを書こう

子育てに不可欠なことを書こう

子育てに不可欠だと思うことを書いてみるのもポイントの一つです。
人それぞれ子育てに必要な教育、考え方は異なるため、自分が感じた不可欠なこと、取り入れるメリットを書いてみると参考にする人がいるかもしれません。
例えば、絵本の読み聞かせです。
子供に絵本の読み聞かせをしている親が多いですが、なぜ必要なのか、どのようなメリットがあるのかわからずに、義務にように行なっている人も少なくありません。
子供の成長によって読み聞かせの方法を変えたなどの方法や、そこから得られるメリット、効果、大切なポイントについて書いてみるといいでしょう。
また、いつ頃から読み聞かせを始めたのかも参考になります。
子供によって個人差はありますが、毎日読み聞かせをすることで字を覚えるのが早くなったと感じた、成長しても本が好きな子供に育ったなど成長とともに現れるメリットなどを書くことをお勧めします。
このように子育て経験を自費出版することは、他の人の役に立つだけでなく、自分の時間を作ることにもつながるのではないでしょうか。
子育てに忙しく、自分の時間が取れなかったという人も、子供との思い出を振り返り、その時に感じたことを思い出すなど、自分の時間を作るきっかけになるはずです。