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教科書が授業内容と合わない

教科書が授業内容と合わない

大学の講義など授業内容が専門的になると、一般で出版されているテキストや本では教科書として使用する際に、授業に合わないこともあるのではないでしょうか。
自身の研究をもとにして授業内容に沿った教科書を自費出版する人が増えてきています。
使用する教科書を、長年の研究成果をもとに自費出版してみてはいかがでしょうか。
また、教科書を読んで学ぶ人へ提供価値を最大にすることができるのは、自費出版です。
教科書を出版する際に新しい内容を掲載するためには、前例のない内容を周囲に理解してもらい、会議で通るようにしなければなりません。
どれくらい売れそうなのか、どのようなターゲットに向けて販促するのかなど、様々な話し合いを行うでしょう。
さらに、似たような内容の教科書はどれくらい売れているのか、前例があると会議は通りやすいです。
新しい内容は編集部に理解されにくいため、出版することが難しいですが、自費出版であれば、好きな内容で教科書を出版することができます。
担当編集者が編集部内で権力がある場合や、著者に実績がない限り編集会議を通ることは難しいでしょう。
タイトルやカバー、価格も基本的には編集部に最終決定権があります。
自分の好きなように教科書をつくりたい人は、自費出版をおすすめします。

教科書を導入する理由

教科書を導入する理由

学校で教科書が指定されている場合、教科書を生徒に購入してもらいながら、ほとんど使わないということもあるのではないでしょうか。
講師が教えたい内容と教科書の内容にズレがある場合は、教科書を使用せず、レジュメをつくって生徒に渡すケースが増えてくるでしょう。
購入した教科書を使用しなかったなど、生徒が教科書に関して不満を持っていることが多いです。
大学の場合、生徒は週にいくつもの講義を受講するため、教科書代の負担は大きいものです。
購入しても使用する機会が少ない教科書は、できるだけ購入したくないと考える生徒も少なくありません。
生徒と講師の信頼関係を築くためにも、講義で使用する教科書を自費出版しましょう。

研究成果を残そう

研究成果を残そう

教科書そのものを使用せずに授業を進める講師も少なくありません。
しかし、教科書を使用することで、主題全体の構造とその中での現在の位置を確認することができ、生徒に総合性と見通しをもたらすことができ、重要な概念の定義、定理、事実を常に参照するための用語集にもなるといったメリットがあります。
授業における教科書の位置付けを明確にしましょう。
授業は教科書中心に進めることで、授業準備の負担が軽減され、講師にとってもメリットがあるのです。
また、教科書のすべての項目を授業中に教えるのは、時間的に難しいのではないでしょうか。
授業で扱えない部分があっても、重要な話題を生徒に自習させることが可能です。
自分が生徒に教えたい内容の教科書を自費出版し、より良い授業にしてみてはいかがでしょうか。
少人数制の授業の場合は、自費出版する教科書の部数も少なくなるため、出版社を慎重に選ばなければ、単価が高くなります。
出版社それぞれプランや料金が異なるため、確認することが大切です。
教科書を自費出版するのは、伝えたいことを生徒に伝えるだけではなく、研究成果を残せるというメリットもあります。
自分の希望通りの教科書をつくり、オリジナルの教科書を自費出版してみてはいかがでしょうか。