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闘病体験を自費出版しよう

闘病体験を自費出版しよう

闘病生活を経験したことがある人もいるでしょう。
闘病生活を経験した人の中には、そのときに思ったこと、辛かったこと、元気をもらえたことなどを闘病記として残している人もいるはずです。
そのような闘病体験記を自費出版してみてはいかがでしょうか。
闘病体験記を自費出版するメリットは、自己救済につながることでしょう。
自費出版の理由は人それぞれですが、特に自己救済のために闘病体験記を自費出版する人も少なくありません。
闘病生活は、非常に孤独で肉体的にも精神的にも苦しいもので、周囲の励ましがあっても簡単に前を向けるわけではありません。
そのような場合、闘病生活の苦しみを吐き出す意味で体験記を書き、誰かの役に立つかもしれないと考えて原稿に向かうのは、僅かでありながらも本人の気持ちを軽くしてくれるでしょう。
また、希望を持って闘病するための手段でもあります。
実際に、病気を題材にした自費出版の中でも、闘病体験記があります。
本人や家族が病気と闘う苦しみ、乗り越えたときの喜び、世の中の人に向けたメッセージを記されているものが多いです。
闘病生活中は、体力が必要であるため、体験記を書き続けることは難しいでしょう。
これから、闘病体験記の自費出版を検討している人は、周囲の理解を得られる、本人を理解して支えられるような闘病体験記について知っておく必要があります。


形式について

形式について

闘病体験記を書き始める際に迷うことは、形式です。
どのように書き始めて良いかわからない人もいるのではないでしょうか。
形式としては、原稿用紙に執筆する方法があります。
原稿用紙に書くと体裁を意識した文章にすることができるため、自費出版を前提にしている人におすすめです。
また、体力や時間がない、文章力に自信がない人は、日記にまとめると良いでしょう。
実際に自費出版されている闘病体験記の多くは、患者や家族の日記です。
病気が判明したときのこと、手術したとき、リハビリのときなどカテゴリーを分けて書くと、整理して原稿にするときも負担が減ります。 最近では、日記だけではなくブログを活用する人も少なくありません。
手軽に始めることができ、すぐに見てもらえるといった魅力があります。
周囲からの反応を得ることが可能ですが、意にそぐわないコメントを書き込まれることもあるため、冷静に対処できない場合はコメント不可や、非公開にすると良いでしょう。

自費出版する際に気をつけたいこと

自費出版する際に気をつけたいこと

闘病体験記を自費出版する際には、単純な記録にならないように原稿にアレンジをしなければなりません。
闘病体験記で多い構成は、時系列順にその状況が記されているものです。
このような構成だと、単調な文章になってしまい、本人の気持ちやそのときの切迫感が伝わりにくくなるでしょう。
原稿のアレンジ方法としては、イラストや写真を入れることです。
状況や想いを綴ったあとに、そのときの気持ちを詩にしてみるのもアレンジになります。
大切な人へ送る手紙形式もおすすめです。
堅苦しさがなく、読者から受け入れやすい形になるでしょう。
闘病体験記は文章だけではなく、闘病生活や支えてくれた人の雰囲気が伝わりやすくするために、写真を取り入れるのもおすすめです。
当時の状況が視覚を通じてリアルに伝わります。
リアルさが伝わる闘病体験記は、読者を引き込むことが可能です。
単に辛かったこと、支えられたことを原稿に起こすのではなく、読者にうまく伝わる方法を考えてみてください。
また、注意しなければならないことは、専門用語です。
病名や症状などを伝えるために専門用語を使うときがありますが、できるだけ控えるようにしましょう。
詳しく説明すると、病気を解説する医療実用書になってしまいます。
様々なポイントをおさえ、闘病体験記を自費出版してみてはいかがでしょうか。