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自費出版でベストセラーを狙う

自費出版でベストセラーを狙う

自費出版では、ベストセラーを狙うのは難しいというイメージを持っている人も多いのではないでしょうか。
自費出版でもベストセラーを狙うのは可能です。
しかし、ベストセラーにする方法は、通常の商業出版とは異なります。
商業出版の場合、初めから数千部出版することが多いですが、自費出版であれば500部ほどでしょう。
初版である500部を完売させたという実績があれば、卸や書店も増刷分を引き受けます。
商業出版のようにいきなりベストセラーを狙うことは難しいですが、コツコツと販売実績を積み重ねていくことで、ベストセラーも夢ではありません。
ベストセラー書籍を出すためのポイントは、他とは違った形のもの、あるようでないようなもの、親しみやすいものにすることです。
多くの人の興味や関心を呼ばなければ、手に取って購入までには至りません。
人気のある書籍やニーズに応える内容であることは大切ですが、少し変わった視点を持ってつくると人の目に留まりやすいでしょう。
親しみやすいものを自費出版するとベストセラーになる可能性があるため、自費出版をしたいのであれば、ベストセラーの特徴を研究する必要があります。


興味を引くタイトルを考えよう

興味を引くタイトルを考えよう

ベストセラーの特徴を掴むためには、自費出版を専門で行っている業者や企業をチェックすると良いでしょう。
そして、そこで出している出版がベストセラーになっているのであれば、中身を確認して研究します。
タイトルや中身がどのようになっているのかを実際に自分の目で確認してください。
書店には様々な書籍が置いてありますが、ベストセラーとして売り出されている書籍はタイトルを見るだけで内容や興味を湧かせるといった特徴があります。
親しみを感じさせながら、他の書籍とは少し違う視点で見える書籍にすることで、関心や興味を呼ぶことが可能です。
タイトルは、興味を引くようなものにしましょう。
また、ベストセラーを狙う人は本の中身ばかりこだわる傾向にありますが、書店で見かけたとき、購入に至らなくても手に取ってもらえるようなタイトルにする必要があります。
どのような本なのか興味が湧くタイトルを考えてみてください。


デザインも重要

デザインも重要

デザインにもこだわる必要があります。
ベストセラーになる本は、デザインが素晴らしいものが多いです。
思わず手に取ってしまった、見てみたいと感じるデザインを考えましょう。
自分がつくったものをベストセラーにする場合は、自費出版でも商業出版でも売れる書籍をつくらなければなりません。
本の中身だけではなく、タイトルやデザインにもこだわらなければならないため、難しいことのように思えますが、ベストセラーになる本の特徴をしっかりと研究し、ポイントを抑えて作成すると、しっかりと売ることができます。
販売実績を重ね、ベストセラーを目指してみてはいかがでしょうか。
誰もが知っているような有名作家の中にも、自費出版からスタートしたケースも少なくありません。
例えば、夏目漱石の「こころ」です。
「こころ」は、夏目漱石自ら費用を負担し、装丁やキャッチコピーをすべて自分で考えました。
また、山田悠介の「リアル鬼ごっこ」も自費出版です。
日本語が間違っている部分や、文章がひどいと言われていますが、内容がすごいと噂になり、若者から絶大な支持を受けています。
タイトルを見ただけで思わず手に取ってしまうのではないでしょうか。
数年前に流行した血液型の説明書も自費出版です。
自費出版をする際に、経費を回収するといった目標がありましたが、ベストセラーになるまで成長しました。
それには、担当編集者との打ち合わせを何度も行い、強い気持ちがあったからでしょう。
自費出版でベストセラーを狙ってみてはいかがでしょうか。