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個性的な本を書くために必要な思考力

自費出版で本を出したいと考えている人もいるでしょう。
自費出版をする際には、面白い本を出版したいと考えますが、面白い本とはその人らしさが含まれているものです。
個性的な本を自費出版するためのポイントを知っておくと、面白い本をつくることができます。
ポイントの1つは、本の内容です。
独自の見解や視点を持って執筆すると、個性的になります。
しかし、個性的な文章は簡単に書くことはできません。
中には、どうやって書けば良いのかわからない人もいるでしょう。
個性を履き違えると、独りよがりの文章になってしまう恐れがあるため、注意が必要です。
そのため、個性溢れる原稿が書けるようになるためのポイントも知っておく必要があります。
まずは、思考力を鍛えることです。
周囲をよく観察して、情報を集めてみてはいかがでしょうか。
部屋の中でも構いません。
歩き回り、ニュースやラジオを聞いてみてください。
次に、得た情報に対して疑問を持ったときは、メモを取りましょう。
メモを取り、疑問についてじっくりと考えます。
疑問から導き出される答えは人それぞれ異なるため、個性を感じさせる文章を書く上で役に立つのです。
疑問に思ったことはメモを取り、できるだけ早く、たくさんの解釈を持てるように自問自答をしてください。


個性的な本を書くために必要な思考力

答えにこだわらない

疑問に思ったことは、自分なりの解釈が持てるように自問自答をしますが、注意しなければならないことがあります。
それは、答えに道筋がはっきりと通っていることにこだわらないことです。
本を読む人は、明快な答えを求めている人ばかりではありません。
著者の答えに辿り着くまでの思考やプロセスを楽しんでいることがあるのです。
そのため、答えにこだわらずに、その答えが出るまでの過程を大切に書いていきましょう。
最初は難しく感じるかもしれませんが、常に物事に対して自分の考えや意見を持つようにすると、個性的な本を書く土台ができあがってくるはずです。
小さなことでも構いません。
疑問をたくさんメモに取り、自分なりに解釈する習慣をつけてください。
文章の書き方については、読みやすさが重要なポイントになります。
読みやすい文章を書くためのポイントは様々ですが、短い文章を重ねていくようにすると良いでしょう。
文章が長いと、主述関係がわかりにくくなります。
読者が読みにくいと感じる本は、読者にストレスを与えてしまうことや、途中で読むのをやめてしまう恐れがあるため、主語1つに対して述語は2つまでと決めて書いてみると良いでしょう。
基本的なことですが、本の内容が面白くても書き方が悪ければ、面白く感じないことがあります。
反対に、文章の読みやすさを考慮して書かれた本は、日常の些細な出来事でも面白く書くことができるのです。
意識して執筆しましょう。


答えにこだわらない

デザインも重要なポイント

個性的な本を自費出版するポイントは、内容だけではなく、デザインも重要なポイントです。
表紙やタイトルに惹かれて、手に取った本があるという人もいるのではないでしょうか。
目に留まりやすく、魅力的なデザインにしましょう。
デザインは表紙だけではなく、カバーや帯も大切です。
素材にもこだわってください。
表紙や内容のデザイン以外には、各章の始まりのページの装飾を考えます。
どのような人に読んでもらいたいか、本の内容を考慮した上で、デザインを工夫しましょう。
例えば、若い女性がターゲットであれば、気分が上がるようにおしゃれなデザインにして、挿絵を入れてみるなど遊び心も必要です。

デザインも重要なポイント