得意なことに打ち込む 人生のヒント130

読むだけで元気になる本を紹介します。

・合うことに打ち込もう

「どんなにやりたいことでも、自分に合わないことは長続きしない。
自分を見つめ直して自分に合うことを正しく選び、とことん打ち込もう」

仕事は好き嫌いで決められるものではないけど、
少なくとも自分に合うものを選ぶことは大人の知恵ですね。
得意を活かすことが、
自分にとっても、周りにとっても、幸せへの近道です。

ここで迷うのは、好きなことと得意なことが、一致していないとき。
普通は得意なことを好きになるものですが、そうでないときもある。
そんなときでも、仕事で選ぶのは得意なことにしましょう。
いくら好きでも、不得意なことを仕事にすると苦しむのは目に見えています。

・明るく生きよう

「暗くなれば自分が落ち込むだけでなく、周りの人も暗くしてしまう。
苦しい時も明るさを忘れず、周りの人も明るくできるくらい明るく生きよう」

分かっていても、ついつい暗くなってしまうもの。
「明るく」を心がけるのは、本当に大切ですね。

人生のヒント130

https://aoyamalife.co.jp/review/jinsei130.html

イタリア人はなぜゆるく生きられるのか?

著者がイタリアで生活してみて新鮮に思ったことは、
「なんだ、思ったことは口にしていいのか」という
ものすごく単純なことだった。

日本で暮らしていると、どうしても
「本音と建て前」というものがのしかかる。
思ったことをそのまま言うと、変な人と思われたりするのが嫌で
言いたいことが言えず、窮屈を感じる。

けれどもイタリアでは、建て前的なことばかり言う人は
つまらないやつと思われる。
本音でストレートに話すと、面白いと耳を傾けてくれる。
だから、
「自分はありのままでいいんだ」という感覚になれる。

自分の感じることをむやみに否定してはいけない。

イタリア人はマイペースすぎると評されるが、人の持つ根源的な感情に対してものすごく寛容であり、それがイタリア人の優しさだという。

日本人がなぜそれができないかというと、やはり真面目すぎるのだ。
自分よりも、ぼんやりとした他人、社会ということを考えてしまい、
言いたいことも言えないという心理になる。

他人への気遣いは必要なことではあるが、それが過ぎると、本当に窮屈になる。
だから、
「生きづらい」と言う。

著名人のちょっとした失言を取り上げてバッシングするメディアが多いが、これをよしとすると、自分たちも益々「思ったことを口に出せない」状況になってしまうのではないか。

こんな時だからこそ、イタリア人の生き方、考え方を知る価値がある。

自分中心がちょうどイイ 住んでみてわかったイタリア人のリアル

人生のヒント130 幸せをつかむ生き方指南集

世の中、情報にあふれています。

よい情報、とても勉強になる、感心させられる、ためになる情報も多いです。

成功のための考え方、宇宙の法則、、、、、

とてもすばらしいのですが、自分の状態によっては、

難しい話に疲れを感じることもあるものです。

難しい理屈はもうたくさん。

そんなことより、読むだけで元気になれる本があれば……
そんな気持になることはありませんか?

あります!

それが本書です。

「愛そう」
「アイデアを出そう」とか、
そんな単純なことですが、それが心に響き、
なぜか元気になれる不思議な本なのです。

人生のヒント130

https://aoyamalife.co.jp/review/jinsei130.html

幸せホルモンをふやす方法

「もう少しポジティブになりたい」
「何となく気分が重い」
ということはありませんか?

油断は禁物です。

コロナ禍で世の中が大きく変化し、心と体の不調を感じている人が増えているそうです。

「単に生活習慣を改善し、幸せホルモンを増やそう」ということだけでは、
改善は難しい場合が多く、
そのまま「うつ状態」に移行してしまうこともあります。

それを阻止するため、本書では「何故増やすべきか」、
「どのように増やすか」、
「日常生活で増えなければどのようにすべきか」など現役かかりつけ医が、分かりやすく事細かに説明しています。

目次

第一章 あなたの今の状態は? 診断してみましょう!
第二章 幸せホルモンとは?
第三章 医療的な具体的な治療法
第四章 睡眠の重要性
第五章 胃腸の乱れは、心の病の「前状態」!
第六章 では、どのようなクリニックに行くべきか?
第七章 当クリニックの経験

先生、幸せホルモン増やしたいんです!

第26回日本自費出版文化賞応募要項

日本自費出版文化賞は、人々の目に触れにくい自費出版物に光をあて、著者の功績をたたえ、日本の自費出版文化を育み広めるものです。

第26回日本自費出版文化賞の受付期間は、
2022年12月1日から2023年3月31日
となっています。

応募資格は、2013年以降に自費出版し、
その著書をお手元にお持ちの方になります。
著書は日本語で書かれたものに限ります。

申込先は、
NPO法人 日本自費出版ネットワーク
となります。

詳しくは

https://www.jsjapan.net/pages/award

をご参照ください。

人生のヒント130

面白まじめに生きよう

『人生のヒント130 幸せをつかむ生き方指南集』がこの11月、発刊されました。

1000円札1枚で元気になれる本です!(笑)

 

幸せになりたい! と誰もが言う。

「人生の目的は、幸せになること」と言う人も多い。

では、幸せか、そうではないかを決めるのは誰?

もちろん自分です。

ということは、自分で「幸せだなあ」と思える状況を作って、「幸せだなあ」と心から思えればよいわけだ。

そのために必要なのは、生きるための知恵。

理屈やきれい事ではなく、人生の先輩が生身の体験から得た生きるための知恵が最も役立つ。

人生の節目節目で、どちらの方向に行ったらよいのか、どんな考え方をすればいいのか。

先人から学ぶことはとても貴重である。

先日、ある本の広告で、『嫌なことは大急ぎで忘れる』という作家の言葉あったが、なるほど! と膝を叩いてしまった。ホントにそうなのだ。実は、大事なことはとても単純なことなのだ。

本書の内容も単純。
難しい言葉はどこにもない。一見、誰でも知っているように思えることである。
けれども、その言葉をいくつか読むだけで、心がリラックスし、元気になれるから不思議だ。
その一つを紹介しよう。

面白まじめに生きよう
『不まじめでは幸せはつかめないが、まじめなだけでは息がつまってしまう。
人生をまじめに生き、また面白く生きよう』

これは単純なようで、とても深い問題。
人生に対する向き合い方を言っている。

人生というのは、自分に与えられた唯一のもので、取り替えのきかないもの。とても大事で貴重なものです。だから、皆、まじめに、必死に生きている。けれども、どれくらいまじめか、どれくらい必死か、人それぞれ微妙に違う。

その案配が難しい。
日本人はまじめすぎると、よく言われるが、そのために行き詰まってしまうこともあるから、ほどほどにすることが大事だよと、これは人生経験を積まないと、なかなか出てこないアドバイスなのだ。

人生のヒント130

なにかあったらどうすんだ症候群  同感!

陸上の為末大さんが提起した
「なにかあったらどうするんだ症候群」が話題になっています。

何か新しいことをやろうとすると、反論される決まり文句がこれ。

「なにかあったらどうするんだ。責任をとれるのか」
と言われて、その試みは、はい、おしまいとなる。

日本停滞の原因は、これではないかと思う。

世界はどんどん変わっているのに、新しいことにチャレンジしないのだからおいて行かれるのは当然。

日本がかなり重症なのは、コロナ対策を見ればわかる。

情勢は日々変わっているのに、同じことを延々と繰返し続ける。

リスクの大きさと、その対策に要するコスト、そのバランスはきちんと考慮されているのだろうか。

1の事象には1の反応、
10の事象には10の反応をするのがバランス感覚で、非常に重要。

1の事象に10の反応をしていると、世の中おかしくなる。

お金で言うと、
1万円のものを10万円で買うようなもの。

これを続けると、どうなるか?

当然、貧乏になる。

それ以上に深刻なのはメンタル。
とても息苦しい社会になっている。

「なにかあったらどうするんだ。責任をとれるのか」が怖くて怖くてしょうがないとなればバランス感覚も働かない。

この状況を突破できる人も少ない。

なぜこうなったのか。

戦後、国全体が焼け野原から復活していく過程ではあった活気が、豊かになりきった今では失われ、失う恐怖ばかりが拡大しているからだろう。

つまり日本全体が「平安貴族」みたいになっている。

歴史を顧みれば、軟弱な平安貴族は没落し、やがて武士の時代になるのだが、これを令和に置き換えると、どういうことになるのでしょうか。

自走する組織の作り方

迷ったときの人生のトリセツ

「迷ったときの人生のトリセツ」
(青柳宏著 青山ライフ出版)はとてもよい本です。

人生の節目節目で悩んだ時に、
ひもとくことができる100のヒントが掲載されています。

たとえば、こんなヒント。

「何があっても『そういうもの』だと思う」

ハプニングの連続の日常で、小さなことをいちいち気にしていたら
身が持ちません。
「どうして? どうして?」などと考えず、

『そういうものだ』と思って、サラッと流せという大人の知恵ですね。

世の中、自分の思いどおりにいかないことだらけです。

政治も経済も、自分中心には回っていない。

何でこんな政策を行っているんだ、
何でこんなことになっているんだ、

といった社会のことから、

何であいつばかりが評価されるのか、
何であんなことを言うのか、

といった身近なことまで、

考えてしまいますが、

考えてもしょうがないことは考えるだけ無駄。

ましては怒っていては、自分だけが消耗してしまいます。

自分にはどうもできないことは、
『そういうものだ』と思って、
サラッと流し、
自分にできることだけに集中して、

明るく、さわやかに日々を過ごしたいものです。

https://www.amazon.co.jp/dp/4434301217

迷ったときの人生のトリセツ

メンタルを強くする考え方

メンタルの強い人は、悩み事は大したことではないと知っているそうです。

私たちを悩まし、怖がらせ、不安にさせることはとても多いですが、
冷静に、理性的に考えると、実は大したことではない。

命の危険が身近にあった大昔の方が、
ずっと大変だったと思うのですが、
では古代人は、現代人より、もっと悩んでいたのでしょうか?
どうも、そうは思えない。
つまり現代人の悩みの種は、ほとんどが些末なことなのです。

私たちは常に悩んでいますが、10年前は何に悩んでいたか?
5年前は何に悩んでいたか? 1年前は?
と考えても、よく思い出せません。

つまり時が経てば、ほとんどが忘れてしまう程度のこと。

常に変化する世の中にあって、
悩み事だけが変化しないなんてことはあり得ない、
なるようになる。

そう考えれば、スッキリします。
多くの人はすでに知っていることです。

しかし、しかし、そうは言ってもなのです……

やはり人間ですからトラブルは嫌ですし、悩んで、
食事も咽を通らない、眠れない、という状況になります。

冷静な自分は大したことではないとわかっていても、
トラブルに対して瞬時に立ち上がるのは感情で、
感情はどうしても極端に走るものだからです。

だから感情を制御する技術が必要になります。
呼吸法とか、瞑想、マインドフルネスなどなど、
いろいろありますが簡単なことではありません。

特に辛いのは、悩み事、トラブルなどが、複数重なる時。

1つでも嫌なのに、2つとか、3つとかになると
不安の感情に押しつぶされそうになります。

そんな時は、耐えるしかないのですが、
いっぺんに何とかしようなどと考えないこと。
苦境に耐えながら、
1つずつ、目の前のことから対処していきます。

1つ、1つ、対処していくうち、
やがて時が流れて、
それも過去のことになっていくものです。

人生、よい時もあれば悪い時もある。
喜んだり落ち込んだりの波を避けるのは不可能です。
永久に平穏など、あり得ない。

そうした中で心をできるだけ平穏に保つには、
振幅を小さくするように心がけることです。

よい時に浮かれすぎず、悪い時に落ち込みすぎない。

辛い時は、こう考えましょう。
「悪いことの中にも、よいことがある」

これは時が過ぎて気づくことです。
10年前、20年前、30年前、振り返ってみて、
「あの時は本当に辛かったけど、あの経験があったから今があるなあ」
と思うことはないでしょうか。

よいことも悪いことも100%ではなく、
微妙に混ざり合っているように思うのです。

迷ったときの人生のトリセツ

自走する組織の作り方  統率力不要のリーダー論

「自走する組織の作り方  統率力不要のリーダー論」
(くればやし ひろあき著 青山ライフ出版)が売れています。

組織論の本はいろいろありますが、
原点に戻って考えて、組織で大事なことは何なんでしょう?

複数の人間がある目的に向かって活動する。
それが組織。

かつては厳しく管理するのがよいと思われた時代もありましたが、
今の時代、なかなかそうはいかないようです。

人を管理するのは、管理する人も大変だし、される方も窮屈。
といって放任すぎるのもリスクがあります。

これまでの主流はマニュアルをつくり、
その通りに動けばよい仕組みをつくっていました。
その結果どうなったか。

自分で考え自分で行動できない人が量産され、
想定外のことが起きたとき、思考停止となる状況となりました。
これは恐ろしいことです。

思考停止とはどういう状況で起きるのか。強い抑圧が長期間にわたって継続するとそうなるのだと思います。

この変化の時代に、
自分で考え、自分で行動できずに思考停止していたら、
一体どうなっていくのでしょう?

やはりメンバー一人一人が生き生きと行動できる環境づくりが大事です。
そのために、リーダーはどうあるべきか?

とても多くの気づきが詰め込まれている本です。

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自走する組織の作り方

ゼロで死ね(die with zero)

『ゼロで死ね(die with zero)』(ダイヤモンド社)

最近、なるほどと思ったオーディオブックのタイトルです。

これは一言でいうと、

死ぬまでに、持っているおカネは使い切って死にましょう、
という著者の信条が書いてある本です。

こういうことは誰もが考えると思います。

何千万円、何億円、持っていても、死んだら意味はない。
それなのに実際は、多額の預金を残して死ぬ高齢者が圧倒的に多いのです。

おカネを残す理由として、子供に残したいという人は多いでしょう。

「それなら生きているうちにあげればよい」と著者は言います。

実際は、おカネがなくなったらどうしよう、という不安を原動力にして、お金を貯めること自体が目的化してしまって、そのうち高齢化が進み、体力や意欲が衰え、使うに使えなくなってしまっているだけのように思えます。

だからといって、やたらに高価な宝石や車、時計を買って散財せよと言っているのではありません。

人生とは経験がすべてなのだから、倹約のために、やりたいこともやらずにおカネだけ残して死ぬのはもったいない。もっと経験に投資せよ、というのが著者の考えです。

漠然と生きていたのでは、これはなかなか実践できません。

年齢と、年齢による時間の価値、預金額をどのように考え、計画し、おカネを使うか。これは実は、できるだけ若いうちに考えておくとよいテーマだと思いました。

コロナ後の世界

コロナ後、世の中はどうなっていくのか。

コロナはこれまで進行してきた社会の流れを加速している。

IT巨大企業のGAFA(グーグル・アップル・フェイスブック・アマゾン)は、
コロナ禍でも逆に業績を伸ばしているのがその表れ。
世界のIT化はますます加速する。

IT化するとスピードがアップし、余計な枝葉がなくなる。

印鑑不要など、不合理なことを排除する圧力が強まる。
リモートワークの普及もそう。
家でできることは家でやればいい、というわけだ。

結果、人々はあまり出歩かなくなり、「ひきこもり」は普通になるのかもしれない。

すると自由な時間が多くなる。
その時間に何をするか。
さまざまな分野でさまざまな作品を生み出す人が増えるだろう。

その作品はデジタルのものが増える。
電子書籍もその一つだが、絵画、動画、その他、新しいデジタルがどんどん生まれる。

それらを見るための端末が進化する。
ネット、スマホの進化がさらに加速するだろう。
ウイルスに関しては、長い付き合いになる。
今回のコロナが制圧されても、別のウイルスが出てきて、そのたびに対応を迫られるだろう。

戦争や暴力など、目に見える脅威は減っていくが、
このような見えない脅威に振り回される。

脅威そのものより、反応する人間社会のごたごたに振り回される
ことが多くなる気がする。

 

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ウイルスの大きさと小さな世界

相変わらずの日々ですが、お変わりないですか?

こうしたご時世ですので、弊社でもリモートでのお打ち合わせが可能な

ZOOMでの出版相談を行っております。

原稿に関するアドバイスなどもできますのでいつでもお気軽にお声かけください。

さて、毎日のように、コロナウイルスの話題であふれています。

けれど、実際に目で見たことはないのです。

肉眼で確認したという話は一度も聞いたことがないので
おそらく、見た人はいないのだろうと思います。

ウイルスは小さくて見えないらしいのですが、どれくらい小さいのか、
自分の実感として理解したくなったので調べてみました。

ネットで調べると以下のような説明がありました。

アリの10ぶんの1がダニ。
ダニの10ぶんの1がスギの花粉。
スギ花粉の10ぶんの1が大腸菌。
大腸菌の10ぶんの1がインフルエンザウイルス。
別の表現ではこうです。

砂粒の1000分の1が細菌。
砂粒の10000分の1がウイルス。
ウイルスの大きさは一般的に0.1マイクロメートル以下だといいます。
1マイクロメートルは1000分の1ミリなので、
ウイルスは10000分の1ミリということになります。

この大きさを具体的に想像するために髪の毛と比較してみます。

髪の毛の太さは0.1ミリ程度。
ウイルスは髪の毛を1000分割した大きさです。
そう言われれば、何となく想像できるような気がします。

どんなに目立つ色を付けても、見えそうにないのがわかります。

 

ちなみに、もっと小さい世界。

原子はウイルスの100分の1から1000分の1くらいのようです。

そして原子核は原子の10000分の1です。

話はさらに脱線してしまいますが、

原子核をリンゴの大きさにしたとき、
原子は直径10キロの大きさになるそうです。

原子核をピンポン球として東京ドームの中心に置いたとき、
電子は外野席のあたりを漂い、回っている。
それが原子のイメージです。

つまり、
原子でできている物質の世界はスカスカなのです。

どうりで、どこにいてもスマホがつながるわけです。

 

脳によい環境と悪い環境

先般、「フリーズする脳」について書いたところ、
反響が大きかったので、続編ということで、
脳によいと思われる行動と、よくないと思われる行動を箇条書きしてみます。

●脳によい行動や環境

・部屋の片づけ
高次脳機能維持する基礎的なトレーニングになる。

・目標を持つ
あれをしたい、これをしたいという目標があれば、人は脳を使う。
やる気を失い、反射的、依存的な生活になると脳を使わなくなる。

・新鮮に感じることを多く持つ

・目がよく動く

・立体感が感じられる環境に接する

・会話する
会話は、脳のいろいろな場所を多く活用する必要がある。

・歩く

・読み書き、音読する

・思い出す努力をする

・ラジオを聴く

●脳に悪い行動や環境

・ネット依存
能動的に使うのではなく、やる気がなくて惰性的に見るのはよくない。

・出来上がりすぎている環境

・単純化されすぎた生活

・目を動かさない

・一日中テレビを見ている

・一日中パソコンに向かっている

・機械であることを求められるような仕事

 

このように書いてみると、
コロナ禍の環境は脳にはよくないのがわかります。
ステイホーム、話さない、出かけない、、、
感染防止のための自粛は、脳の健康とは正反対の環境なのです。

それでコロナ感染は防げたとしても、
脳の健康、心身の健康という視点で考えると、
非常に大きな負債を抱えることになる気がします。

ブロックチェーンの暗号

ブロックチェーンの暗号について、自分なりの理解で書いてみます。

暗号といえば、私などはエドガー・アラン・ポーの「黄金虫」を思い浮かべます。
数学的な推理のおもしろさに黄金虫という昆虫が絡んだ神秘的な物語に衝撃を受けたものです。

コンピュータ時代、実務で使われる暗号は、「黄金虫」のような謎解き的なものではないようです。暗号には素数が使われます。
謎はわかっており、あとは解く力があるかどうかが問われる実務で、素数の暗号が非常に便利な特性があるからです。

素数とは、1とそれ自身でしか割り切れない数のことです。

30以下の素数を挙げると、

2、3、5、7、11、13、17、19、23、29です。

ちなみに1は素数ではありません。

ブロックチェーンの暗号は、公開鍵と秘密鍵の組み合わせでつくられます。

たとえば、23と29という2つの素数を掛け合わせると

23×29=667 となります。

ちなみに667は、1とそれ自身以外でも割り切れたので素数ではありません。

この場合、667が公開鍵、23と29が秘密鍵となります。

23×29が667だということは、電卓ですぐに解けますが、
667が23と29の掛け合わせだということは、素因数分解してみないとわかりません。つまり時間がかかります。ここがミソです。

192896999171(公開鍵)という数が公開されても、
それが323123と596977(秘密鍵)の掛け合わせだと、わかるには時間がかかります。

コンピュータの時代なので、実際に使われている秘密鍵の桁数は数千桁にもおよびます。

これだけの桁数になると、人力ではどうにもならない。紙とペンを持つ気にもなりませんね。
効率よく答えを出す方法がないので、コンピュータはこの暗号を解くために、
総当たり戦法をとります。
2で割ってみて、3で割ってみて、5で割ってみて、、、
と順番に、まさに力ずくで、秘密鍵を探り当てるわけです。

自転車の鍵の暗証番号を0000から9999まで回してみるようなものです。

これを数千桁の数字でやらされるのだから、いかに専用の超高速マシンでもたまったものではありません。電気代が大変なコストになっているそうです。

よってこの作業をマイニング(採掘)と呼びます。

理論的には、秘密鍵の桁数はどこまででも増やせるので、解読に数万年、数億年かかる暗号をつくることも可能なのです。

宇宙が終わるころ解ける暗号をつくってどうするの? という話ですが、、、、

ビットコインではマイニングに10分程度かかるほどの難しさの暗号にして、
一番早く暗号解読(マイニング)した者に、褒美のコインが与えられる仕組みになっています。

暗号が簡単すぎると、同時に解かれるケースが出てきて混乱するし、難しすぎると非効率になる。桁数の調整で、難しさを調整できるので、非常に使い勝手のよい暗号法なのです。