先般、「フリーズする脳」について書いたところ、
反響が大きかったので、続編ということで、
脳によいと思われる行動と、よくないと思われる行動を箇条書きしてみます。
●脳によい行動や環境
・部屋の片づけ
高次脳機能維持する基礎的なトレーニングになる。
・目標を持つ
あれをしたい、これをしたいという目標があれば、人は脳を使う。
やる気を失い、反射的、依存的な生活になると脳を使わなくなる。
・新鮮に感じることを多く持つ
・目がよく動く
・立体感が感じられる環境に接する
・会話する
会話は、脳のいろいろな場所を多く活用する必要がある。
・歩く
・読み書き、音読する
・思い出す努力をする
・ラジオを聴く
●脳に悪い行動や環境
・ネット依存
能動的に使うのではなく、やる気がなくて惰性的に見るのはよくない。
・出来上がりすぎている環境
・単純化されすぎた生活
・目を動かさない
・一日中テレビを見ている
・一日中パソコンに向かっている
・機械であることを求められるような仕事
このように書いてみると、
コロナ禍の環境は脳にはよくないのがわかります。
ステイホーム、話さない、出かけない、、、
感染防止のための自粛は、脳の健康とは正反対の環境なのです。
それでコロナ感染は防げたとしても、
脳の健康、心身の健康という視点で考えると、
非常に大きな負債を抱えることになる気がします。