よい文章とは

わかりやすい文章を
こんにちは。
出版と文章は切り離せないものなので、文章について考えたこと、学んだことなどを書きたいと思います。
(以前別のブログに書いたことがあるのですが焼直します)
一般に文章がうまいとか下手とか、よい文章悪い文章と言うとき、何が基準になっているのでしょうか。
文章についての考えは人それぞれ、いろいろだと思いますが、私は以下のように思っています。
 
よい文章とは
第一にわかりやすい文章である。
第二におもしろい文章である。
第三に役に立つ文章である。
この三つは関連しています。
わかりやすいからおもしろく読めるし、おもしろく読んだものは、何らかの場面で役に立つものです。
直接の実利はなくても、楽しめただけでもうけものです。
わかりやすくておもしろくて役に立つ本を読んだときは、誰もが満足し、読んで得した気分になります。
ところがこの反対はどうでしょう。
わかりにくく、おもしろくなく、役にも立たない。
そんな本は誰もが読みたくありません。
それが広い意味での悪い文章だと思います。
同じことについて書いても、書く人次第で大きな違いが出ます。
同じ曲を歌っても、歌う人次第で、感動的な歌になったり、退屈な歌になったりするのと同じです。
だから人に文章で伝えたいことがあるなら、文章の基本を知っていた方がよいのです。
といっても肩肘張った名文を書く必要はありません。
それは時に逆効果になります。
とにかく第一条件である、「わかりやすく」を意識することが大事だと思います。

カテゴリー: 文章について   作成者: admin パーマリンク

admin の紹介

青山ライフ出版 代表取締役。北海道生まれ。1983年早稲田大学教育学部卒。経営誌副編集長などを経て、2005年青山ライフ出版を設立。実用書、エッセイ、小説、詩集、絵本、写真集など幅広い出版物を発刊している。