飛鳥山公園は、東京都北区の王子駅のすぐ前にある公園です。
江戸時代から桜の名所として著名と
以前から知っていましたが、
一度も行ったことがなかったので、
先日、ぶらりと行ってみました。
JR王子駅を降りると、目の前、徒歩10秒のところに
山の入り口があり、なんとケーブルカー(モノレール)
乗り場があったのに驚かされました。
山といえば山ですが、港区の愛宕山
(標高25メートル)と似たようなもので、丘という感じです。
(上野の山よりは高そう)
歩いてもすぐに頂上です。
頂上にはちょっとした広場と小さな遊園地、
博物館が三つありました。
北区飛鳥山博物館、紙の博物館、渋沢資料館の3つです。
なぜ飛鳥山に? と思いましたが、やがて謎は解けました。
かつて渋沢栄一の邸宅が飛鳥山にあり、その跡地が今、
渋沢資料館になっているのです。
渋沢栄一は33歳のときに、製紙会社を設立しています。
それが現在の王子製紙です。
かつては、この飛鳥山の頂から、
王子製紙の工場が煙を上げている様子がよく見えていたのです。
それで紙の博物館があり、渋沢資料館があったわけです。
そして、王子にあったから王子製紙というのでしょう。
紙の博物館にはもちろん入ってきました。
紙とは何か?
とても分かりやすく説明されていました。
植物繊維(木くずなど)をドロドロに溶かして、洗って、
薄く延ばして、乾燥させたもの。
簡単に言うと、それが紙です。
しかし、現在では原料の6割がリサイクル(古紙)
になっているそうです。
こじんまりとした公園でしたが、山の上だから見晴らしがよいし、
ちょっと異世界に入った気分がしました。