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ジャンル>小説

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  • 憂国の真実‐鹿島威夫はなぜ死んだのか‐
    [単行本(ソフトカバー)]

    藤原寿人 (著)

    サンプルを立ち読み 発行日:2019年4月15日
    頁数: 406ページ
    ISBN-13: 978-4864503228
    定価: 1.900円+税


    内容紹介

    ルポライターの冬木陽一郎は長谷川等伯の記事を執筆しようとして能登に足を延ばして等伯の仏画を取材したが、そのとき或る寺院で偶然にも日本画家椹木柚月の「釈迦涅槃図」に出会った。 すっかり忘れていたが、高名な作家鹿島威夫が亡くなる前年の九月に柚月の個展会場に鹿島が訪れていたことを思い出した。なにしろ四十年も前の事なのだ、鹿島に関心が無いためでもあるが、これまではすっかり忘れていた事だった。 能登から帰って暫くすると昔から世話になっている横山健吾弁護士から連絡があった。このところ疎遠だったから何事かと思ったが、意外なことを聞かされた、横山弁護士は、その昔鹿島の創設した「憂国の会」の隊員だったと言うのだ。その頼みというのも意外なものだった、「鹿島威夫はなぜ死んだのか、本当の理由を知りたい、死の真相を調べてくれないか」と言うのである。 それは自分の任では無い、冬木は返事をあいまいにしたが、ただ、冬木はもうひとつの研究テーマである「昭和史」のなかで「二・二六事件」を調べていたときに、二・二六事件の後に首謀者の将校達が銃殺された日に自決した陸軍士官学校の教官西大寺悠紀彦中尉は椹木柚月の縁戚に連なる者だったのではないか、と受け取れる記述を見つけた。 すると、二・二六事件や天皇を扱った鹿島の小説は史実とは著しく矛盾している事にも気が付いた、あの聡明な鹿島威夫がどうしてこのような小説を書いたのか、そのことに考えが及ぶと、鹿島の生涯を調べ始まったが、「憂国の会」というのは戦後という時代の趨勢と緊密な関係にあるのではないかと感じた。 ただ、鹿島威夫の死の真相など、調べてはみても数々の疑問に突き当たることと同義だった、分かるはずは無いのだ。ただ、椹木柚月の個展の鹿島が顔を見せたことには何かしら目的が在ったからだと想像できた。 柚月は何かしら知っているはずだ、それは間違いない。これまで調べた鹿島のことを原稿にまとめて椹木柚月のもとに届けてくれるよう、柚月が個展を開催した画廊主の村瀬啓郎に頼んだ。 柚月は鹿島威夫の突然の死に強いショックを受けたために、それ以来鹿島の事は考えないようにしてきたのだが、冬木のルポを読んでいると何時までも逃げていてはいけない、自分の知っていることを話してみても良いのかも知れないと考えるようになっていた。


    著者について

    著書に「昭和幻影~遠い記憶~」(青山ライフ出版)、「煉獄の中で」(青山ライフ出版)がある


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