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無意識さんの力で無敵に生きる特別インタビュー

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〈無意識の美しい世界に触れて、自由な人生を生きてほしい〉

 

◆ようやく「無意識はいいもの」という流れになってきた◆

 

――本書は「無敵な催眠のお師匠さん」とのエピソードによって、無意識を非常にわかりやすく絶妙に表現しています。「無意識の力」を言葉で表現するにあたって苦労した点はありますか?

大嶋  色んな人が無意識の事を書いていますが、正直あまり成功していない。なぜなら、無意識を言語化すると意識になってしまう。意識してしまうと無意識の本来の生き生きとしたものがなくなってしまうんですよ。だから、無意識のこと定義している有名な方が本を書いても、伝えたい意図がすり抜けていってしまう。本来の無意識の意味がわからなくなってくる。でも、その「臨床家」を外から眺めて、書いてみたら無意識の姿が生き生きしてくるのでは、と思ったんです。お師匠さん自体を無意識の人、とすることで意識的にならずに無意識を表現できるかなと。

ミラーニューロンがあなたを救う

――それで、この本を書こうと思った?

大嶋 きっかけはブリーフ学会だったんです。学会で無意識の事をちょっと触れた時に、ある精神科の先生が古典的な無意識の話をしていて、現代催眠的な「無意識はいいものである」というのが理解されていなかった。かといって無意識の事が書いてある本があるかな、と考えた時、そういう本はなかったんです。
本来、ブリーフ学会では「現代催眠」を語り、「無意識はいいものだ」と語る場なんですが、そこで無意識は悪いもの、だますものという言われ方をした。それで悔しくて怒りで書いたという感じです(笑)。

――古典的な考え方では無意識はあまりいいものではなかったんですね。

大嶋 まあ、本当は良い悪いはないのですが、無意識を信じたら人はダメになるという発言があった。

――「意識」に焦点を当てた方が良いという時代があったんですね。それで「意識」が強められてきた。

大嶋 そうですね。「意識」っていうのは何? というところからはじまって、これは「支配」が作っているものだということがわかった。(詳細は『支配されちゃう人たち』をお読みください)「無意識」こそ私たちが本来もっている自由な姿なんです。現代催眠が出てきて、「無意識はいいもの」という流れができてきた。

――「現代催眠」についてもう少し詳しく教えてくれますか?

大嶋 ミルトン・エリクソンという人が最初の提唱者なんですが、簡単に言うと、「意識」と「無意識」を統合してうまくやっていこう、というのが「現代催眠」の考え方ですね。今回の本では「意識」が悪ものになっているように見えますが、そういうことではなくて、「無意識」をもっと尊重しようということなんです。

 

◆肝心な時に助けてくれる本◆

 

大嶋信頼さん写真1

――無意識に触れるテクニックとして、「意識」を使って「支配された意識」から自分を解放するのですか?

大嶋 うーん、そこが難しいところですね。逆にこの本の手法を使おうと意識しすぎると使えなくなってしまう。あの文章全体が催眠のスクリプトになっているんです。読み終えて忘れてしまっても、ふっとあの手法を思い出す、そんな感じにしてあるんです。まあ、どんな読み方をしていただいてもいいのですが、忘れた頃に芽吹く、色んな怒りがわいてきた時に、ふと「ああ、あの本に、自分の気持ちはわからないって書いてあったな」と思い出す。肝心な時に助けてくれる本です。

――奥深いですね。

大嶋 実はこの本を本当に書きたかった理由はもう一つあります。それは「ミラーニューロンがあなたを救う!(以下『ミラーニューロン』)」「支配されちゃう人たち(以下『支配』)」も全部スクリプトなんだよ、ということが言いたかったんです。今、ここでそれをタネ明かししていますが、『ミラーニューロン』も『支配』も催眠のスクリプトだと知らずに読んでもらうことが大事だったんです。

――この3作の順番で書こうと最初から決めていたのですか?

大嶋 いえ(笑)、自然な流れです。ただ、『ミラーニューロン』は一番最初に書こうと決めていました。カウンセラーとしてはブラックボックスにしている部分が色々とありますが、皆さんからの疑問に答えていって、それを少しずつ開けていくという、そうせざるを得なくなった、という事です。それで、「無意識さんの力で無敵に生きる(以下『無意識さん』)」で少しタネ明かしをしました。前2作の本当の意図は「無意識」というカギがないとわからないようになっている、そういう作りになっています。だから、本を読んで怒りがわいても、疑問を持ってもいいんです。それが種なんです。種が後から花開いてくれて、自由に生きられればいいな、と思っています。

 

◆私たちの中にある美しい世界◆

――「意識」にダウト! というのは短いながらもインパクトのある言葉ですね。

大嶋 これは臨床の現場でカウンセラーが自分自身に向かって使っているんです。どうしてもクライアントさんに対して決め付けをしてしまうので、そうならないように「本当にそうなの?」と自分自身にダウトをします。そうしなければ新たな展開が生まれない。

――「意識」にダウトするには、何を意識しているかわからないとダウトできないですよね?

大嶋信頼さん写真1

大嶋 うーん、意識というより自分の不快感に対して「ダウト」をするということですね。自分が何を意識しているかわかってしまったら、もう意識なんです。そうではなくて、「不快感」や「違和感」を感じたら、「これって本当?」と自分の感覚を疑ってみるって事ですね。決め付けに「ダウト」することで、無意識の世界に触れていく、ということです。

――「ダブルバインド」もキーワードとして出てきますが、もう少し説明していただけますか?

大嶋 例えば、「自分が文章を書きたいけど書けない」。これがダブルバインドです。書きたいなら書けばいい。でも「自分には出来ない」と自分自身に言っている。出来ないならやらなければいい。それが出来ないのに、やらなければいけないと思っている。それをどうやって解くか。それが解ければ、本当に自由になります。

――私たちは仕事の場でもよくやっていますね。「やらなければいけない仕事があるのにやってない」とか。

大嶋 「やらなければいけない」と思っていることに対して「ホント?」とダウトをしてみるんです。あるいは、「やってない」と思っていることにダウトしてみる。すると、「やってない」のではなく、色々と考えていて、少しづつ進んでいた。ただ、それが形になっていなかっただけ、というのが見えてくる。「やってない」が「やっている」に変わると、ダブルバインドから抜け出たことになります。

――「メタファー(暗喩)」は読者が自分で使えるものですか?

大嶋 メタファーを自分で使うというより、自分が感じる美しい世界を追い求めて無意識に触れていくと、そこに自由に生きるために有効なメタファーがちりばめられているんです。「美しさ」というのは、自分で感覚的にわかっているんです。人の基準でそれが美しいかどうか、という事になるとそれは「意識」になってしまいます。

 

◆次回作は「トラウマ理論」◆

 

――次回作について少し教えていただけますか?

大嶋 次回作は「トラウマ」について書いています。何で無意識の本を書いたかというと、この「トラウマ」の事を書きたかったからなんです。僕は本来はトラウマ治療が専門です。一度、人がショックを受けてしまったら、どうしてそのショックが消えないのか、いやなことがあったら、どうしてそれが頭から離れないのか。普通の人なら自然に消えていって、また無意識の美しい世界に触れることができる。無意識というのはホルモンのバランスがとれた、調和がとれた状態です。人間の恒常性というのが見事にとれているのが、無意識の世界なんです。トラウマによってバランスが乱れてしまったホルモン(ストレスホルモンなど)をどう戻すかというのが、次回のテーマです。「言葉ひとつ」でホルモンのバランスが変わる、人が変わる、というところまで踏み込んでいます。

――「言葉ひとつ」というところは、『無意識さん』とつながっていますね。

大嶋 『無意識さん』がなければ、「言葉でそれが治る」、要するに「自分で治す」という定義を理解することはでません。すべてがメタファーで、すべてがスクリプトであり、すべてが無意識の暗示で作られているよ、と定義しておけば、トラウマインパクトで乱れたホルモンも、「言葉の力」で治せる、ということにつながる。ホルモンの乱れは薬を使って治療することもできますが、一時的には良くなっても、また乱れてしまったりとアップダウンが激しくなります。僕らが願うのは、無意識の美しい世界なんです。人間には恒常性という、生体の状態を一定に保とうとする性質があります。人間なので誰でも、アップダウンはありますが、無意識を信頼していれば、そこに戻って来ることができるんです。

――トラウマ理論もかなり面白くなりそうですね。

大嶋 実はさらにその先の構想もあります。トラウマ理論ではストレスホルモンを中心に扱っていますが、婦人科系や生殖系、甲状腺などの乱れをどのように整えるか、ということをテーマに考えています。「言葉」でホルモンを整えていくんです。 ここまで書いたら、命尽きてしまうかもれませんが、とにかくやります(笑)

 

大嶋信頼(おおしま のぶより)

米国・私立アズベリー大学心理学部心理学科卒業。 アルコール依存症専門病院、周愛クリニックに勤務する傍ら東京都精神医学総合研究所の研修生として、また嗜癖問題臨床研究所付属原宿相談室非常勤職員として依存症に関する対応を学ぶ。嗜癖問題臨床研究所原宿相談室長を経て、株式会社アイエフエフ代表取締役として勤務。現在株式会社インサイト・カウンセリング代表取締役。 著書に『ミラーニューロンがあなたを救う!』(青山ライフ出版)、『支配されちゃう人たち』(青山ライフ出版)、『サクセス・セラピー』(小学館)、共著『児童虐待〔臨床編〕』(金剛出版刊)がある。

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