admin の紹介

青山ライフ出版 代表取締役。北海道生まれ。1983年早稲田大学教育学部卒。経営誌副編集長などを経て、2005年青山ライフ出版を設立。実用書、エッセイ、小説、詩集、絵本、写真集など幅広い出版物を発刊している。

なぜ自費出版なのか?

なぜ自費出版なのか?
HPに私の考えを記しました。
もう少しかみ砕いて記すと以下のようになります。

かつて出版は一部の著名人でなければ難しいものでした。
特別な才能がある人だけが出版できる。
多くの人がそう思っていましたし、私もそう思っていました。

けれども、時は流れ、時代が熟するにしたがって、
それは幻想ではないかと思うようになりました。

誰もが才能を持っています。
才能のない人などいないと思うようになりました。

本を書きたい、創りたい、出版したい。
そう願うすべての人が出版できる社会にしたい。
そうなると思っています。

それにより、これまで埋もれていた膨大な知恵、
知識、気づき、感動を多くの人に伝え、残すことができます。

青山ライフ出版は人智を整理し継承する会社です。

最初に情報があった

これは思いつきですが、
最初に情報があったのではないでしょうか。

現在の宇宙論では、
宇宙は無から突然、ビッグバンによって
宇宙が誕生したと説明しています。

この説明では、無から有(物質)が生まれ、
その有の中から、さまざまな偶然によって
われわれが生まれたように思ってしまいます。

しかし、この説明には無理がある。
スマホや時計が、50億年後に発掘されたとして、
偶然にできたものと認識されるでしょうか?

こんなに複雑なものが偶然にできるはずがない。
意図があり、設計図があったからできた。
そう考えるのが自然なのです。

スマホより遙かに複雑な人間が、
物質界の偶然の繰返しだけで生まれたと
考えるのはもっと無理があります。

よって、最初に情報があったのです。
将来、人間やその後に続いていくものが
生まれるような情報があった。

そこから、ビックバンによって時空や物質などが生まれた、
と考える方が自然ではないでしょうか?

『トヨタは「鉄」、MINIは「楽しみ」を売っている  もったいない!  日本企業が気づいていない経営と戦略問題』

こんにちは。

5月18日、日経新聞に

『トヨタは「鉄」、MINIは「楽しみ」を売っている  もったいない!  日本企業が気づいていない経営と戦略問題』

の広告が出ました。

一頃はコングロマリットというものがもてはやされていた感がありますが、単になんでもかんでもやるのではなく、企業というものは、やはり戦略が必要。

その企業に戦略があるかどうかは、その製品、ブランドを見れば、わかる人はわかるものです。

日経新聞広告

日経新聞広告

トヨタは「鉄」、MINIは「楽しみ」を売っている

紀伊國屋書店 梅田店で紹介される

フォーリーさんの著書

『トヨタは「鉄」、MINIは「楽しみ」を売っている  もったいない!  日本企業が気づいていない経営と戦略問題』が紀伊國屋書店 梅田店のツイッターで紹介されました。

https://twitter.com/KinoUmeda/status/1656207973017092096?s=20

著者が来てくれると、書店の皆様も張り合いが出ますよね!

 

鷹揚に構える

「人生のヒント130-幸せをつかむ生き方指南集-」
(射志一世著 青山ライフ出版)

の中にある1つを紹介します。

・取り越し苦労はヤメタルズ

「問題になってから対処すれば十分だし、大した問題にならないことも多い。
取り越し苦労はやめよう」

起きてもいないことを心配して、
それで苦労したり、
気分が晴れなかったりすることはよくある。

日本人は特に心配性な国民性だとも聞く。

不安に思っていることのほとんどは実際には起きない。

実際に起きないことを心配して、それが大きな足かせになっているとしたら、
ずいぶんと損なことである。

誰だって不安はあるが、怖がってばかりいてもしょうがない。

その時はその時と、腹をくくって進まなければいけないときもある。

先の見えない中を進むのが人生なのだから。

問題は目の前に来たら対処すればよい。

それくらい鷹揚に構えるくらいでちょうどよい。

人生のヒント130

https://aoyamalife.co.jp/review/jinsei130.html

アティテュード(attitude)がない日本企業

この5月、日本の大企業にとっては、かなり辛口のビジネス書が発刊されます。
経営の本質を突いたとてもよい本です。

トヨタは「鉄」、MINIは「楽しみ」を売っている

トヨタは「鉄」、MINIは「楽しみ」を売っている

『トヨタは「鉄」、MINIは「楽しみ」を売っている もったいない! 日本企業が気づいていない経営と戦略問題』
(フォーリー・マーク著 SIBAA BOOKS)です。

どんなことが書いてあるか、引用します。
——————————————
 私にとってトヨタやホンダは「自動車会社」ではありません。トヨタは「製造会社」でありホンダは「エンジニアリング会社」だといつも思っていました。両社とも強みである製造やエンジニアリングに力を集中させましたが、ブランドイメージが不明なために、競争力がある「本当の自動車会社」が出てきたら競争できるかどうか、と若い頃から私は心配していました。(中略)
 トヨタは「自動車会社」ではなく、「製造会社」だと思っている私にとって、つまりは、トヨタは単に「鉄」を売っているにすぎません。ある知人は、私がそう言うと「ちゃんと動く鉄だよ」と反論したものです。
 一方で、ミニ(Mini)はどうでしょうか。ミニが売っているのは自動車ではありません。「Fun(楽しみ)」、「Funky(型破りな)」、「Cool(格好いい)」というアティテュードを売っています。BMWも自動車を売っていません。BMWは「Sheer driving pleasure(駆けぬける歓び)」や「The ultimate driving experience(究極の運転体験)」というアティテュードを売っています。
 日本語でちょうどいい言葉のニュアンスが見当たらないので、私は英語のアティテュード(attitude)という言葉をよくそのまま使っています。直訳の「態度」「姿勢」「心構え」「考え」などはどれもピンとこない。ここで使うアティテュードは特定の「気持ち」「感情」「人格」「性格」「考え方」「生き方」のようなものをすべて包括した表現です。

「情熱」から「創造する」もの

 これは単に「ブランディング」や「マーケティング」の問題ではありません。会社のDNA(遺伝子)や存在意義から発生する、経営の根本的な問題です。
 トヨタの企業DNAが本当に「製造会社」なら「本当の自動車会社」は自動車の製造をトヨタに委託したほうがいいじゃないか、と三〇年前から私は思っていました。日本企業の技術やエンジニアリングはきわめて高レベルですね。多くの場合、世界一だと思います。しかし企業の経営、戦略、市場理解、顧客理解の面が(特にグローバルで)弱いのです。それが実にもったいない!
——————————————

これはどういうことを言っているのか。

アティテュードがなくて、単に拡大を目指しているから、ブランドイメージがごちゃ混ぜになっている、大半の日本企業の現状を指摘しているのです。
これは大企業病の表れではないか?
経営がないのではないか?
とても、もったいないことをしていますよ、と。

アティテュードがなくて、単に拡大を目指している姿は、海外を含めた大きな視点から見るとどのように映るか……。
あれもこれもとごちゃ混ぜになって「売上だけ、利益だけ」と映ってしまいます。
そうなると、ブランドイメージは弱くなります。

日本在住30年の著者は、難しいことは言ってません。
経営の基礎に戻りましょう! と顧客の立場から貴重な提言をしています。

ここで、もう一度原点に戻れば、
日本企業にはチャンスがいっぱいあると主張しています。

トヨタは「鉄」、MINIは「楽しみ」を売っている

運動の効用

「人生のヒント130-幸せをつかむ生き方指南集-」
(射志一世著 青山ライフ出版)

の中にある1つを紹介します。

・運動しよう

「運動不足は成人病の元だし、運動は体だけでもなく心も元気にしてくれる。
ウォーキングでも体操でも何でもいいから、毎日少しずつ運動しよう」

本書は当たり前のように思われることに真理があり、それを素直に実行することが
いかに大事かを教えてくれます。

なぜ運動が大事なのかというと、人間は動物だからです。
子どもの頃はそんなこと言われるまでもなく、活発に運動していましたが、
大人になると、その原点を忘れ、身体を動かすことが少なくなります。

人間の身体は70%が水分だと言われていますが、
その流れが淀みなく循環することが何より大切なのです。

蛇行する河を見ると、動きが少ないところが淀んで、
そこにゴミなどが溜まっている。
身体も水分の流れなので、同じことが生じると想像できます。

だから、激しくする必要はまったくないので、
できるだけ身体のいろいろなところを動かすことが大切です。

運動した後は、心も体もスッキリします。
それが何より、その効用を証明していると思います。

人生のヒント130

https://aoyamalife.co.jp/review/jinsei130.html

巡礼の年 リストと旅した伯爵夫人の日記

マリー・ダグー書簡全集第一巻の付録として掲載されている備忘録の翻訳書である。

マリー・ダグーは、1805年にフランクフルトで裕福な銀行家の家に生まれた。

やがてダグー伯爵と結婚し、二人の娘を産むが、その後、著名な作曲家フランツ・リストと出会い、家を捨て、リストの愛人となる。

その波乱に満ちた日々と、19世紀のフランス社交界の詳細が詳しく記録されており、
非常に興味深い。

本書の電子版がこの1月に発刊された。
『巡礼の年 』電子版

巡礼の年 電子版

巡礼の年 電子版

得意なことに打ち込む 人生のヒント130

読むだけで元気になる本を紹介します。

・合うことに打ち込もう

「どんなにやりたいことでも、自分に合わないことは長続きしない。
自分を見つめ直して自分に合うことを正しく選び、とことん打ち込もう」

仕事は好き嫌いで決められるものではないけど、
少なくとも自分に合うものを選ぶことは大人の知恵ですね。
得意を活かすことが、
自分にとっても、周りにとっても、幸せへの近道です。

ここで迷うのは、好きなことと得意なことが、一致していないとき。
普通は得意なことを好きになるものですが、そうでないときもある。
そんなときでも、仕事で選ぶのは得意なことにしましょう。
いくら好きでも、不得意なことを仕事にすると苦しむのは目に見えています。

・明るく生きよう

「暗くなれば自分が落ち込むだけでなく、周りの人も暗くしてしまう。
苦しい時も明るさを忘れず、周りの人も明るくできるくらい明るく生きよう」

分かっていても、ついつい暗くなってしまうもの。
「明るく」を心がけるのは、本当に大切ですね。

人生のヒント130

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イタリア人はなぜゆるく生きられるのか?

著者がイタリアで生活してみて新鮮に思ったことは、
「なんだ、思ったことは口にしていいのか」という
ものすごく単純なことだった。

日本で暮らしていると、どうしても
「本音と建て前」というものがのしかかる。
思ったことをそのまま言うと、変な人と思われたりするのが嫌で
言いたいことが言えず、窮屈を感じる。

けれどもイタリアでは、建て前的なことばかり言う人は
つまらないやつと思われる。
本音でストレートに話すと、面白いと耳を傾けてくれる。
だから、
「自分はありのままでいいんだ」という感覚になれる。

自分の感じることをむやみに否定してはいけない。

イタリア人はマイペースすぎると評されるが、人の持つ根源的な感情に対してものすごく寛容であり、それがイタリア人の優しさだという。

日本人がなぜそれができないかというと、やはり真面目すぎるのだ。
自分よりも、ぼんやりとした他人、社会ということを考えてしまい、
言いたいことも言えないという心理になる。

他人への気遣いは必要なことではあるが、それが過ぎると、本当に窮屈になる。
だから、
「生きづらい」と言う。

著名人のちょっとした失言を取り上げてバッシングするメディアが多いが、これをよしとすると、自分たちも益々「思ったことを口に出せない」状況になってしまうのではないか。

こんな時だからこそ、イタリア人の生き方、考え方を知る価値がある。

自分中心がちょうどイイ 住んでみてわかったイタリア人のリアル

人生のヒント130 幸せをつかむ生き方指南集

世の中、情報にあふれています。

よい情報、とても勉強になる、感心させられる、ためになる情報も多いです。

成功のための考え方、宇宙の法則、、、、、

とてもすばらしいのですが、自分の状態によっては、

難しい話に疲れを感じることもあるものです。

難しい理屈はもうたくさん。

そんなことより、読むだけで元気になれる本があれば……
そんな気持になることはありませんか?

あります!

それが本書です。

「愛そう」
「アイデアを出そう」とか、
そんな単純なことですが、それが心に響き、
なぜか元気になれる不思議な本なのです。

人生のヒント130

https://aoyamalife.co.jp/review/jinsei130.html

幸せホルモンをふやす方法

「もう少しポジティブになりたい」
「何となく気分が重い」
ということはありませんか?

油断は禁物です。

コロナ禍で世の中が大きく変化し、心と体の不調を感じている人が増えているそうです。

「単に生活習慣を改善し、幸せホルモンを増やそう」ということだけでは、
改善は難しい場合が多く、
そのまま「うつ状態」に移行してしまうこともあります。

それを阻止するため、本書では「何故増やすべきか」、
「どのように増やすか」、
「日常生活で増えなければどのようにすべきか」など現役かかりつけ医が、分かりやすく事細かに説明しています。

目次

第一章 あなたの今の状態は? 診断してみましょう!
第二章 幸せホルモンとは?
第三章 医療的な具体的な治療法
第四章 睡眠の重要性
第五章 胃腸の乱れは、心の病の「前状態」!
第六章 では、どのようなクリニックに行くべきか?
第七章 当クリニックの経験

先生、幸せホルモン増やしたいんです!

第26回日本自費出版文化賞応募要項

日本自費出版文化賞は、人々の目に触れにくい自費出版物に光をあて、著者の功績をたたえ、日本の自費出版文化を育み広めるものです。

第26回日本自費出版文化賞の受付期間は、
2022年12月1日から2023年3月31日
となっています。

応募資格は、2013年以降に自費出版し、
その著書をお手元にお持ちの方になります。
著書は日本語で書かれたものに限ります。

申込先は、
NPO法人 日本自費出版ネットワーク
となります。

詳しくは

https://www.jsjapan.net/pages/award

をご参照ください。

人生のヒント130

面白まじめに生きよう

『人生のヒント130 幸せをつかむ生き方指南集』がこの11月、発刊されました。

1000円札1枚で元気になれる本です!(笑)

 

幸せになりたい! と誰もが言う。

「人生の目的は、幸せになること」と言う人も多い。

では、幸せか、そうではないかを決めるのは誰?

もちろん自分です。

ということは、自分で「幸せだなあ」と思える状況を作って、「幸せだなあ」と心から思えればよいわけだ。

そのために必要なのは、生きるための知恵。

理屈やきれい事ではなく、人生の先輩が生身の体験から得た生きるための知恵が最も役立つ。

人生の節目節目で、どちらの方向に行ったらよいのか、どんな考え方をすればいいのか。

先人から学ぶことはとても貴重である。

先日、ある本の広告で、『嫌なことは大急ぎで忘れる』という作家の言葉あったが、なるほど! と膝を叩いてしまった。ホントにそうなのだ。実は、大事なことはとても単純なことなのだ。

本書の内容も単純。
難しい言葉はどこにもない。一見、誰でも知っているように思えることである。
けれども、その言葉をいくつか読むだけで、心がリラックスし、元気になれるから不思議だ。
その一つを紹介しよう。

面白まじめに生きよう
『不まじめでは幸せはつかめないが、まじめなだけでは息がつまってしまう。
人生をまじめに生き、また面白く生きよう』

これは単純なようで、とても深い問題。
人生に対する向き合い方を言っている。

人生というのは、自分に与えられた唯一のもので、取り替えのきかないもの。とても大事で貴重なものです。だから、皆、まじめに、必死に生きている。けれども、どれくらいまじめか、どれくらい必死か、人それぞれ微妙に違う。

その案配が難しい。
日本人はまじめすぎると、よく言われるが、そのために行き詰まってしまうこともあるから、ほどほどにすることが大事だよと、これは人生経験を積まないと、なかなか出てこないアドバイスなのだ。

人生のヒント130

なにかあったらどうすんだ症候群  同感!

陸上の為末大さんが提起した
「なにかあったらどうするんだ症候群」が話題になっています。

何か新しいことをやろうとすると、反論される決まり文句がこれ。

「なにかあったらどうするんだ。責任をとれるのか」
と言われて、その試みは、はい、おしまいとなる。

日本停滞の原因は、これではないかと思う。

世界はどんどん変わっているのに、新しいことにチャレンジしないのだからおいて行かれるのは当然。

日本がかなり重症なのは、コロナ対策を見ればわかる。

情勢は日々変わっているのに、同じことを延々と繰返し続ける。

リスクの大きさと、その対策に要するコスト、そのバランスはきちんと考慮されているのだろうか。

1の事象には1の反応、
10の事象には10の反応をするのがバランス感覚で、非常に重要。

1の事象に10の反応をしていると、世の中おかしくなる。

お金で言うと、
1万円のものを10万円で買うようなもの。

これを続けると、どうなるか?

当然、貧乏になる。

それ以上に深刻なのはメンタル。
とても息苦しい社会になっている。

「なにかあったらどうするんだ。責任をとれるのか」が怖くて怖くてしょうがないとなればバランス感覚も働かない。

この状況を突破できる人も少ない。

なぜこうなったのか。

戦後、国全体が焼け野原から復活していく過程ではあった活気が、豊かになりきった今では失われ、失う恐怖ばかりが拡大しているからだろう。

つまり日本全体が「平安貴族」みたいになっている。

歴史を顧みれば、軟弱な平安貴族は没落し、やがて武士の時代になるのだが、これを令和に置き換えると、どういうことになるのでしょうか。

自走する組織の作り方